フィリピン語学留学体験記【トルコ研究留学前にバギオに2ヶ月】
大牟田市・オンラインで完全個別指導・少人数個別指導の英語塾・進学塾・有明高専生専門塾を運営しているきただです。
最近、少しずつ留学の相談や留学したいと考えている塾生が増えてきているので、備忘録程度に留学体験記を執筆します。
トルコへの研究留学に行く2ヶ月前にフィリピンのバギオにある語学学校 MOMOLにIELTS(英語の試験)の勉強をしに行きました。その時の体験記です。
留学の記事ばかり書いていたら青春を思い出して、なんだか泣けてきます。
なんだかんだで縁のあるフィリピン
高専3年生の夏休みに1ヶ月間、フィリピンのセブ島での留学。
専攻科1年生の時にフィリピンのマニラで3週間のインターンシップと...
バギオに語学留学する前に実は2回ほどフィリピンに滞在経験があります。
なんだかんだでフィリピンは縁があるんですよね....
トルコに留学に行く前に英語のリハビリとIELTSの勉強をしたいなと思い立ちフィリピンのバギオに行くことにしました。
バギオは山岳地帯のため治安が良くセブ島やマニラほど暑いのが特徴です。
専攻科1年の時に、勉強とレポートと研究と学会発表そしてバイトと忙しくて英語の勉強をする余裕がなく...英語のリハビリが必要でした。(言い訳です笑)
高専5年の時のTOEICのスコアが850で専攻科1年の時も850...つまり英語力が全く伸びてないわけです。
語学留学には一人で行く予定でしたが同じ専攻科の友達も
「私も語学留学したい。一人で行くのは嫌だから便乗する」
とのことで、二人で行きました笑。
僕は2ヶ月間バギオにいましたが、その友達は学校が始まるので1ヶ月で帰りました。
語学学校MONOLでの生活
2019年3月上旬に福岡空港発仁川経由マニラ行の飛行に搭乗しました。たしかフィリピン航空?だったかと思います。
福岡空港から仁川国際空港での数時間のトランジットを経て、マニラまで6~7時間くらいでした。
マニラの空港の外に語学学校のバスが待っていたので、バスの停留場まで行きました。
マニラからバギオまでバスで6~7時間くらいかかりました。マニラには夜の22:00くらいについたので、バスで一夜を過ごしました。語学学校に着いた時には朝になっていました。
「う〜さむ」
と感じるくらい、バギオの朝は寒いです。
寒すぎて初日から風邪を引きました。
フィリピンで寒って思ったことがこれまで一度もなく...バギオってこんなに寒いだーと思いました。
僕がMONOLを選んだ理由は、
・比較的治安の良い場所にある(バギオ)
・IELTS専用のコースがある
・比較的安価
・学校の雰囲気が合いそう
・施設が豊富(ジム、カフェなど)
です。
語学学校に着いた当日は、
・学校案内
・オリエンテーション
・買い物、換金
・模擬テスト
をしました。
次に日から、授業が始まりました。
マンツーマン授業が3時間、1:4のグループ授業が4時間で8:00~17:00まで授業があります。
僕のスケジュールは
6:00 起床・洗濯物を出しに行く・朝食
7:00 自習
8:00~17:00 授業
17:00~18:00 自習
18:00~19:00 夕食
19:00~20:00 自習
以降 : 自由時間
です。
マンツーマンレッスンの時は英語でのディスカッションとライティングを中心に指導を受けました。
平日は上のスケジュールを毎日淡々と繰り返す感じです。
講師にお願いして、
教材を使わずに極力、さまざまなトピックについて議論したい
とお願いしました。
1週間くらいすると英語のスピーキングの感が戻ってきて、2ヶ月後のIELTSの模擬テストではスピーキングのバンドが7~7.5になったので、個人的には満足です。
英語って話さないと感覚が鈍ります。
ただ、1週間くらい話していれば英語の感覚が戻ります。
トルコから帰国してからの1ヶ月の間、日本語がとても変だったそうです。
母国語でもこうなるので、英語ならなおさらですね。
monolへ留学生の国籍は割合は日本人4割、韓国人2割、中国・台湾人2割、ベトナム1割、サウジアラビア1割です。
語学学校は校内英語ルールがあるので、日本人同士でも平日は英語を話さなければいけません。
放課後や土日は校内英語ルールは適用外になりますので、母国語で話して問題ありません。
同じ日本人から台湾人と勘違いされていました(涙)
「え、日本人だったの?」とあとで言われます。
どうみても、純正日本人でしょ
語学学校の食事が苦手すぎた...
語学学校は朝・昼・晩と食事が出るのですが、monolの食事は合わなかったです。
高専3年生のときに行った、セブ島の語学学校は日本資本ということもあり、食事がおいしかったのですが...
ですので、食事は外食するか、食べれるものだけを食べていました。
ちょうど語学学校にフィリピンの大衆食堂みたいなのがあって...
そこの料理がめちゃめちゃ美味しかったんです。
フィリピン料理のシシグが絶品でした。
しかも値段にすると100円。
めちゃめちゃ安いです。
サウジアラビア人の友達からランチを誘われて、サウジアラビア料理を食べにも行きました。
「色々日本の話を聞かせて欲しい」とのこと。
学校ですれ違うたびによく話していました。
素手で食べます。
めちゃめちゃ美味しかった。
あとは、学校からタクシーで10分のところに日本人経営の日本食レストラン、ミシュランに登録されているイタリアンのお店、学校から歩いて10分くらいの食事が美味しい大衆食堂の店があったので、そこに通っていました。
日本食とイタリア料理店の料理は絶品でした。
観光は?
正直なところ...フィリピンは3回目というのもあって、観光は一切しませんでした。
土日は学校にこもって勉強するかYouTubeを観るか近くのモールに行くか、マッサージを受けに行くか
で過ごしていました。
フィリピンって同じような観光地しかなくて←失礼
土日はパジャマでニート生活です。
マッサージ屋さんにストーンマッサージのコースがあって、それが格別でしたね。
マッサージ大好きすぎて、ほぼ毎週通っていました。
できたお友達...
よく語学学校時代に遊んでいた友達は、
立命館大学、早稲田、都留文科、国士舘に通っていた男子大学生軍団
カナダやアメリカ留学の経験があるNIKO(日本人)
ニュージーランドに数年住んでいたAyumi(日本人)
僕のことが大好きな(笑)ベトナム人男性アンドリュー
です。
大学生軍団は3月末に帰ってしまいました。
男子大学生軍団の一人であるジョーは学校を1年休学していたので、語学学校に残っていました。
ジョーはポルトガル旅行に行った友達です。
NIKOとAyumiは今でもたまに連絡を取ります。日本でも会いました。
たまたま出張で行った事務所の近くにNIKOが住んでいて...という偶然です。
NIKOは日本でお金を稼いで数ヶ月海外で生活するのを繰り返しているエネルギッシュな女性で、Ayumiはニュージーランドで暮らす落ち着いた30代女性です。
よく3人で外食に行ってました。
ウェイ系の日本人集団から飲みに誘われても断っていたので近寄り難い不思議君
認定されていました笑...
(失礼な)
ベトナム人男性のアンドリューは僕のことが大好きで...会うたび会うたびに話しかけてきていました笑...アンドリューから誘われて、バギオ市内を散策したこともあります。
あとは、語学学校の先生とも仲良くさせてもらっていました。
語学学校から日本に一時帰国する1日前に、学校前で先生たちから囲まれて、「楽しかったよ」「行かないで」「トルコでも頑張って」とたくさん温かい言葉をたくさんいただきました。
語学留学するなら英語はきちんと勉強していく
語学留学する前にある程度、英語が話せるようになっていくと自分の英語力にさらに磨きがかかります。
英語を勉強するために語学留学に行くのではなく、スピーキングとライティングを洗練させるために語学留学に行くのが留学期間を有効に活用するためのマインドセットです。
語学留学あるあるですが、
英語が話せない状態でいくと
・日本人とばかりと遊んでしまう
・話せないストレスから殻に閉じこもってしまう
結果として、さほど英語力が伸びずに帰国日を迎えてしまいます。
実際に僕も英語が思うように伸びず帰国した友大をたくさんみました。
価値観は人それぞれですので...否定とかそういうつもりはありません。
ただ、英語の勉強は日本でできますので、極力英語は日本で勉強して、有意義な留学生活になるようにしたほうがいいのかなと思います。