脳は劣化する【春休み・夏休み・冬休みの過ごし方】
大牟田市・オンラインで少人数個別指導・完全個別指導の英語塾・進学塾・有明高専生専門塾を運営しているきただです。
10代のうちの春休み・夏休み・冬休みの過ごし方はとても大切です。
学校があるときのように、朝早く起きて、ある一定時間の勉強時間を確保して、決まった時間にきちんと寝る
この生活をしないと....過激な言い方になりますが、脳は劣化します。
久しぶりに、長距離を走ると吐き気を感じますよね。スポーツが趣味な人は久しぶりにそのスポーツをすると身体が鈍っているのがわかるかと思います。
当たり前ですが、脳もその現象が起こります。
脳は使わないと劣化します。「使わなくていいんだ」と脳が認識しますからね...
それは、運動をしないと筋肉が衰えるのと同じ現象です。
そして、脳の劣化はみなさんが思っているより早いですよ。そして、脳の劣化は目に見えるものではないので...
「なんだか集中できないな」程度の感覚にしかなリません。
はい、その時点でもう脳が鈍っているのです。
塾の休塾期間中は僕も化学や数学はしないです。英語は趣味なので勉強はしますが...
そうすると、数日後に久しぶりに塾生に指導するときに、脳が少し鈍っているのがわかります。
年間で僕が学習指導をしている日が280~300日程度です。
朝塾・夕方・夜の時間帯を合わせると、1日に7~11時間程度、学習指導をしています。1年間で約2500~3000時間程度学習指導をしている人間でさえ...数日学習指導をしないと、脳が鈍っているのがわかるのです。
学習指導の時間+脳を動かす時間を含めると..3000時間は余裕で超えますよ。
学問にこれだけ時間を使っていても脳は鈍るのです。
脳の力を伸ばすには長期休み中にも脳を使わないと劣化していくのは言わずもがなです。
ましてや成長期の10代の生徒はなおさらです。
長期休み中に10分でもいいから勉強をして脳に刺激を与え続けることが大切なのです。
高校生は課外が多いので...ダラダラする時間はありませんが、高専生はダラダラする期間が長いです。
そうなると...夏休み明けの課題試験で撃沈し、その流れで後期中間試験を迎えると悲惨な点数になります。
もちろん、小学生・中学生もです。
生徒といっても様々なパターンの生徒がいます。
自分で目標を見つけて勉強をするタイプの生徒は何も心配していません。このタイプは勝手に勉強しますので...
パフォーマンスが環境に影響させるタイプの生徒は...脳が鈍りやすいです。
長期休み中は宿題以外はしませんから。
この記事を読んでいる生徒諸君は改めて長期休みの過ごし方を見直してくださいね。