【英単語の覚え方】英単語の発音→意味→綴りの順番が一番覚えやすい?
- 英単語が覚えられない
- 英単語を覚えることが苦手
- 英単語を覚えることができないから、自分は英語が苦手なんだ
- 英単語を覚えることが苦痛でしょうがない
本記事はこのような悩みを解決するために執筆されました。
【英単語を覚えるときの鉄則】 繰り返し回数を重視する
まず、英単語を覚えるときの鉄則として、
- 英単語に触れる回数
- 英単語に出会う回数
を必ず意識しましょう。
(英単語を覚えるときは、一つの英単語を覚えることに時間をかけるのではなく、その時間で可能な限りたくさんの英単語に触れるようにする)
英単語は、一回見ただけでは覚えることができず、10回ほど出会って、ようやく意味を覚えることができ、
脳に定着するまでに非常に時間のかかるものです。
すぐに覚えることができない。
これが当たり前なのです。
- 一回単語を見て、覚えることができなくてもクヨクヨしない
- 最低、一つの単語に対して10回以上は出会う
これは英単語を覚えていくための鉄則です。
英単語が覚えられず、クヨクヨするのであれば、とにかく単語帳の周回数を意識してください。
年代別におすすめの英単語をご紹介します。
高校生・英語の学び直しをする大人であれば、DUO3.0を
中学生であれば、
をお勧めしています。
では、次に英単語を覚える効率的な方法について解説いたします。
英単語の覚え方①発音
単に、英単語といっても、
英単語は
- 発音
- 意味
- つづり
- 用法
に細分化されます。
この4つの英単語を構成する要素の中で、一番記憶に残りやすいものは、発音です。
(私の経験談より)
覚えたい英単語群の音声(発音)をCDまたはアプリを用いて、まずは発音を聞いていきましょう。
- 一週間で覚える単語数を決める
- CD・アプリをスタンバイさせる
- 音源を流し、英単語帳を見ながら意味も確認する。
- 覚えるノルマのところまで音声を流す。
※音声を流すと同時に発声すると覚えやすくなります。
※まずは、意味よりも発音を覚えることに意識を向けてください。
発音は音ですので、文字・意味よりも脳に定着しやすく、5回ほど口ずさむだけで、発音は覚えてしまいます。
例えば、一週間で50単語を覚えるとしましょう。
- 最初の三日間は、50単語の全ての英語の発音を覚える。
- 最後の四日間は、50単語の全ての英語の意味を覚える。
いきなり、意味を覚えるようとしてもなかなか頭には入りません。
まずは、音から入る。
英単語を覚える上で遠まりに見えますが、実は近道でもあるのです。
英単語の覚え方②意味
発音を覚えたら、次は本格的に英単語の意味を覚えていきます。
アプリ・CDを聞いて、英単語の発音を覚える際に、いくつか意味も同時に覚えることができます。
(英単語帳を見ながら、発音を覚えるときに、自然と英単語の意味を見ますので、その中で覚えることができる単語もちらほら。)
4日目以降は、とにかく意味を覚えることに注力しましょう。
- イメージ記憶
- 語源を使う
- 例文の文脈で覚える
なんでもいいので、とにかく意味を覚えることを意識してください。
周回数を意識して、何度も何度も繰り返し単語に出会うのです。
そうすると、4日目、5日目、6日目となるにつれて、意味がわかるようになっていきます。
7日目までいって、意味を覚えることに苦労した英単語は蛍光ペンでハイライトをして、メモ帳またはノートに書き出しましょう。
通学時・食事中・寝る前・隙間時間
とにかく、目が使える時間はその単語を見るように意識します。
そうすると、覚えにくいような単語も徐々に覚えてきます。
(多読を行うと、たまたま英単語帳で学んだ英単語が洋書で出てくる場合もありません。そうすると、洋書を耳ながら、「単語帳の単語が洋書で出てきた」と感動を覚え、その感動が記憶の強化に繋がります。)
基本的には、
1日目から、3日目は発音を覚えることに意識を向け、四日目以降は意味を覚えることに意識を向けてください。
- 発音
- 意味
さえ覚えれば、つぎの範囲に進みましょう。
英単語の覚え方③つづり
綴りは必要に応じて覚えるようにしましょう。
まず、
- TOEIC
はマークシートで解答するタイプの問題形式ですので、TOEICで高得点を目指している方は、覚える必要はありません。
大学の共通試験も、マークシート形式ですので、英語の共通試験だけを受ける人は必要以上に綴りを覚える必要はありません。
- 英検のライティング
- 高校入試
- 大学入試二次試験
- IELTS
などは、綴りを覚えておかないと、減点されてしまいますので、上の4つの試験で英語を使う人は、必要な単語のみ綴りを覚えていくようにしましょう。
ただ、
綴りを覚えておかないといけない単語の発音をしっかりと覚えているのであれば、発音からある程度、綴りを予測することができます。
例えば、
- 発音
- 意味
- 綴り
の順番で覚えると、英単語の綴りも非常に覚えやすくなります。
まとめ
英単語は、自分が覚えると決めたノルマの英単語を
- 発音(三日間)
- 意味(四日間)
のペースで覚えていくことが理想的です。
(綴りは必要に応じて、覚えましょう。)
また、一度覚えた英単語でもすぐに忘れてしまうので、適宜復習はするようにしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。