【有明高専高専に進学したい中学生必見】定期テストの成績と通知表で有明高専に入れるかどうかの見分け方
大牟田市・オンラインで完全個別指導・少人数個別指導の英語塾・進学塾・有明高専生専門塾を運営しているきただです。
九州は他地域に比べて、高専人気な地域です。
(高専への進学希望する中学生が多い)
福岡に限っては、高専が3つもあるという...まあなんとも全国的には珍しい県です。
佐賀県以外は高専が各県にありますし、熊本高専は熊本キャンパスと八代キャンパスがあります。
九州大学大学院の後期博士課程在学中の友人曰く、
「九州って高専人気なんだよね。」
とのこと...
本州の方は九州ほど高専人気はないようです。
なぜ、そんなに九州では高専が人気があるのかは僕にもわかりません...
ただ、少なくともコストパフォーマンスはいいと思います。
・学費が安い
・海外研修が格安で行ける
・難関大学もしくは大学院に大学三年次編入や院進学しやすい
・低学年のうちから専門科目を学べる
・大学2年生の年齢で研究室に配属されて、早期のうちに研究活動の経験を積むことができる
当塾にも中学生の各学年には数名ほど、有明高専進学希望者がいます。
また、入塾時の体験・面談の際にも、
「高専進学希望です」
とお声を頂戴することがあります。
有明高専に進学できる可能性があるかどうかは、
5教科の点数と通知表の結果で大体は判断することができます。
有明高専進学で必要な中間試験・期末試験の点数は?
有明高専への進学の目安となる、中間試験・期末試験の5教科の点数の目安は、
430点以上
です。
きただ調べですが、有明高専に進学する多くの学生の中学生の時の点数は、
430点台~460点台の学生が多いようです。
厳しい言い方をするならば、430点以上をコンスタントに取れないと高専のカリキュラムについていけない可能性があります。
あくまでも430点は目安となります。
実際問題、中学生の時は470点をコンスタントに取っていた学生でさえ、高専に入学して一気に成績が急降下し、留年したり...逆に、中学生時代は430点が平均的な点数だったのが、高専では上位成績を維持する学生もいます。
ですので、
高専に入ってから成績が伸びるか、落ちるかは本人次第ですが...同じようなレベルの学生が集まるので、中学生の時に比べて成績が芳しくないというのは多くの学生が経験します。
高専に入って勉強をする中で心が折れないことも大事ですね。
有明高専進学に必要な通知表の評定は?
有明高専への進学をする方法は推薦選抜と一般選抜があります。
推薦選抜の場合は通知表の結果と面接のみで合否が決まります。
一般選抜の場合は通知表の結果と5教科の試験で合否が決まります。
推薦選抜の受験資格が2年生の最終成績と3年生の二学期の成績で、9教科5段階評価で72以上あれば推薦選抜で受験することができます。
つまり、オール4以上あれば推薦選抜で受験することができます。
ただ、これもきただ調べですが...
公立中学校から有明高専を受験して合格するには....
2年生の最終成績と3年生の二学期の成績で、9教科5段階評価で80以上
は必要かなと思います。
推薦選抜で合格している学生や僕の同級生で推薦選抜で合格している友人は軒並み評定が高かった記憶があります。
面接でのパフォーマンスもそうですが...通知表の評定もとても大事です。
結論
年生の最終成績と3年生の二学期の成績で、9教科5段階評価で80以上
です。
もちろん、これより評定が高くなくても合格する人は大勢います。
しかし...
学校の通知表は、
テストの結果・授業態度・提出物のクオリティーの総評
です。
高専は課題やレポートの質も評価に影響をします。
中学校の通知表の評定が低い生徒は、5教科の点数は満たしているが、提出物がおざなりになっていたり...学習へのモチベーションの上下が激しい傾向にあります。結果として、通知表の評定が低い。
高専である一定以上の成績を収める学生の傾向は、
レポートや課題のクオリティーが高く、自分で目標を見つけて頑張れる人です。
つまり...優等生タイプは高専でも成績が安定しやすいです。
中学生のうちから、真面目に取り組む訓練をするのがいいでしょう。
まとめ
有明高専進学の目安は、
・5教科の点数が430点以上
・通知表の評定が80以上 (2年生と3年生の合計で)
でした。
何度も繰り返しにはなりますが...
本記事で書いたことは、あくまでも目安です。
受験勉強の取り組み次第では、評定が80を超えなくても合格することができますよ。