【大人の学び直し】勉強に収益化を求めてはいけない【モチベーション維持】
業務上必要な資格や知識の習得のために勉強している人もいるでしょう。
はたまた、仕事に追われ勉強どころではない人も。
また、最近では「学び直し」というフレーズを耳にすることがあります。
多くは、「学生の時に習った内容を大人になってからもう一度勉強する」という意味でつかわれています。
また、自助努力の一環として副業も流行しています。副業のために勉強するか…と考えている人も多いのではないでしょうか。
実はわたしも「学び直し」をしたいと考える一人です。
そのため、縁あってきただ塾長にお世話になることになりました。
大人は何を何のために勉強するのがよいのでしょうか?
この記事が、何か勉強したいけどなかなかスタートができないな、何をしたらいいのかわからないなと思う方に、一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
大人は何を勉強したらいいか
何を勉強するかで悩む人は多いでしょう。
私もいろんなものに手を出しては中途半端にやめてしまったり、勉強したもののあまり身についた実感がなかったりしました。
その原因は「なぜ勉強をしたいのか」という目的を決められなかったからだと思います。
目的はモチベーションに直結します。大人の学び直し、勉強には大きく2つの目的があります。
①収入に直結するスキルの習得
②教養や自分の興味のある分野の勉強
収益化を安易に勉強の目的にしてはいけない
初めのうちは②の目的で勉強を始めることをお勧めします。
理想はどちらも叶うことですが、実際は非常に難しいです。
なぜ②を勧めるかというと、収益化を第一目標にしてしまうと収益化できないまでの期間がただただ苦痛になってしまう可能性が高いからです。
多くの人が副業としての収益化に繋がると考えるものは難易度が高かったり継続する根気が必要であったりします。
たとえばこういったこと。
・アフィリエイトやブログの運営
・プログラミング
・Youtuberや動画編集
もし収益化を勉強の目的にしたいのであれば、同時に別の目標を立てるべきです。
つまり、②の目的をセットにすることです。
・ブログで〇〇PVを達成したい
・自分で理想のアプリを作って使いたい
・自分の好きな〇〇をYouTubeで配信して誰かに見せたり交流を持ったりしたい
つまり収益化を目的にすること自体が悪いのではなく、収益化「だけ」を目的にすることが挫折につながりやすいので、お勧めしないということが伝わればいいなと思います。
ただし、本業に直結する勉強であれば、成果が出やすかったり、すぐに給料アップに繋がったりするため、目的が収益だけでも比較的挫折しづらいです。
自分の「好き」「興味がある」を育てることが大人の勉強
大人の勉強で最高なことは「自分の好きなことを選んで勉強できること」です。
学生の頃はいろんなことをまんべんなく勉強する必要がありました。
それは子供に様々な分野への出会いをもたらすために絶対に必要なことです。
では、大人はどうでしょう。
自分でなんでも選び、なんでも決断できます。
私が英語を勉強し直そうと思ったのは、収益化が目的ではありません。
英語もっと勉強しておけばよかったな・・・
この場合、勉強そのものが目的になるので、挫折しづらくなります。ほかにも、
・本が好きで古典の授業が好きだった
・理科の実験が楽しかった
・数学ができる人にあこがれがある
このように勉強の楽しい思い出や心残りの中に学び直しのきっかけが見つかるかもしれません。
違うと思ったら他の分野をつまみ食いしてもいい
もし、勉強してみてある程度の期間頑張ってみたものの、なんだか違うなと感じたら別のことをやってみましょう。
それは挫折ではなく、その分野は自分には合わなかったという発見です。
本当に興味があるのかわからないといって取り組むことをやめるほうがよほどもったいないです。
迷っているのなら、まずは本を買ったり、YouTubeでその分野の動画を見たりすることをお勧めします。興味が湧くかどうかわかると思います。
ちなみに、前章で「収益化を目的にするな」と言った理由はもう一つあります。
すぐに収益化できる分野は限られます。自由に選択するために、収益化を考えないでほしいのです。
まとめ
大人は何を勉強し、何を目的にすればいいのか・収益化を第一に考えないこと。
・学生時代の勉強で楽しかった思い出や心残りがないか考えること
・少しでも興味があるならば挑戦してみること。
・どうしても合わなかったら別の分野もつまみ食いしてみること
一番大事なのは何を勉強するかより、興味があることはとりあえずやってみることだと思います。なんでも勉強になりえます。自分の好きなことの知や経験を深めることで、生活に潤いがもたらされるでしょう。