夏期講習や春季講習などをやらない理由
きただです。 塾といえば、夏期講習。 塾といえば、冬季講習。 塾といえば、春季講習。 でも当塾では講習を一切しません。 他塾様のやり方を否定しているわけではなく、当塾がやらない理由について書いていきま...
2025年07月30日こんにちは、きただです。
当塾では、通常の夜の授業に加え、朝の6:20~8:00まで「朝塾」をしています。
「朝から塾? うちの子は朝が弱いし…」という保護者の方も少なくありませんが、実は“朝の学習”には多くの科学的メリットがあり、成績アップや生活習慣の改善にもつながることが、最新の研究で分かってきています。
本記事では、「なぜ朝塾が効果的なのか?」を科学的根拠とともにご紹介します。
人間の脳は、睡眠によって記憶や情報の整理を行い、朝目覚めた時には“前日の疲れ”がリセットされた状態にあります。
スタンフォード大学の研究によると、人間の集中力や論理的思考力は起床から約2〜4時間の間に最も高まる傾向にあるとされています。つまり、朝の時間帯は「最も効率よく思考できるゴールデンタイム」なのです。
夜に比べて誘惑や疲労が少なく、静かな環境で集中しやすいため、集中力が必要な科目に向いています。
記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。新しく学んだことを長期記憶に定着させるためには、「十分な睡眠」と「繰り返し」が欠かせません。
実は、朝の学習は“記憶の復習”に最適なタイミングといわれています。
東北大学の脳科学研究では、「起床後すぐに行う復習は、記憶の固定化に大きく貢献する」という結果が報告されています。これは「睡眠によって整理された情報を、再度脳に刻み込む作業」が朝に行われることで、記憶の定着が促進されるためです。
たとえば、前日に習った英単語や古文単語、理科の用語などを朝に復習することで、記憶の定着率が飛躍的に上がることが期待できます。
夜型生活の子どもが増えている昨今、朝塾に通うことの大きな副次的メリットとして「生活リズムの改善」が挙げられます。
朝塾に通うことで自然と早寝・早起きが習慣になり、体内時計が整います。
これは、注意力・集中力・判断力といった“日中のパフォーマンス”全体の向上につながります。
また、朝の勉強習慣がつくと、「学校に行く=勉強モードに入る」というルーティンが自然と形成され、学習に対する心理的ハードルも下がります。
朝早く起きて学習するという行動自体が、「自己管理力がある」「人より一歩先を進んでいる」という自信につながります。
心理学的には、「自己効力感(self-efficacy)」という概念があり、これは「自分ならできる」という感覚のこと。
朝塾に通い、勉強を習慣化することでこの自己効力感が高まり、モチベーション維持やストレス耐性にも良い影響を与えるとされています。
多くの定期テストや高校入試・大学入試は、朝9時〜10時に開始されます。
つまり、「朝に頭が働くかどうか」は、実際のテストの得点力に直結します。
ふだん夜にしか勉強していないと、テスト本番で十分に力を発揮できないこともあります。一方、日頃から朝に思考を働かせる習慣があると、入試当日でも自然と頭が冴えた状態で臨むことができます。
「入試当日に最高のパフォーマンスを発揮する」ためにも、朝塾は非常に効果的なのです。
もし夕方・夜の時間の枠が空いたら移動したい?
と聞くと…
「学校行く前に塾が終わっていて、そっちの方が楽だから朝がいい」
「朝の方が集中できるから朝でいい」
「部活後の塾は嫌だから朝がいい」
など
ポジティブな意見が非常に多かったです。
僕も朝塾を始める前は不規則な生活になっていましたが、朝塾を始めてから生活リズムが整い、体調を崩しにくくなりました。
体内時計もきちんと動くようになったためか、仕事の質も上がりました。
朝塾おすすめです。
きただです。 塾といえば、夏期講習。 塾といえば、冬季講習。 塾といえば、春季講習。 でも当塾では講習を一切しません。 他塾様のやり方を否定しているわけではなく、当塾がやらない理由について書いていきま...
2025年07月30日こんにちは。きただです。 今回は、「勉強しなさい」と言わずに子どもの学力を伸ばすにはどうすればいいのか?というテーマでお話ししたいと思います。 これは決して極論ではなく、実際に学力の高い生徒たちの家庭...
2025年07月26日きただです。 ありがたいことに、2023年7月より当塾は常に満席の状態(※入塾待ちが発生している状態)をいただいております。 入塾までお待ちいただく必要があるにも関わらず、多くの方にお待ちいただいてい...
2025年07月24日こんにちは、きただです。 生徒や保護者の方からよく聞くお悩みに、こんなものがあります。 「うちの子、家でも塾でもそれなりに頑張ってるのに、なんで成績が上がらないんでしょうか?」 このようなケース、実は...
2025年07月21日