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勉強のエラー修正

2026年05月09日 保護者向け

こんにちは、きただです。

塾に通うメリットと聞くと、多くの方は次のようなことを思い浮かべるのではないでしょうか。

  • 予習で学校より先の内容を教えてもらえる
  • わからない問題を質問できる
  • 集中できる学習環境が手に入る
  • 自習室を利用できる

もちろん、これらは塾の価値だと思います。

しかし、私はそれ以上に塾の最も重要な役割の一つは

「勉強のエラー修正」

だと考えています。


一度身についた間違いは、自分では気づきにくい

これはスポーツを例にするとわかりやすいです。

  • サッカーのボールの蹴り方
  • 野球のボールの投げ方やバットの振り方
  • テニスのフォーム
  • 箸の持ち方
  • 字を書くときのペンの持ち方

こうしたものは、一度変な癖がついてしまうと、無意識にその動作を繰り返してしまいます。

そして、自分では「普通にできている」と思っているため、なかなか修正できません。

勉強もまったく同じです。


数学・算数は「やり方の癖」がそのまま結果に出る

特に算数や数学では、

  • 筆算の方法
  • 分数の計算
  • 方程式の解き方
  • 図形問題の考え方
  • 計算途中の書き方

などにおいて、誤った方法が身についてしまうことがあります。

例えば、

  • 符号の扱いを毎回間違える
  • 移項のルールを誤解している
  • 分配法則の使い方が曖昧
  • 途中式を書かずにミスが増える
  • 公式の使い方を勘違いしている
  • 文字式の計算のルールを誤解している

といったケースです。

このような間違いは、一度習慣になると非常に厄介です。


「解けたと思ったのに間違っている」を繰り返す生徒

特に中学生でよく見られるのが、

「ちゃんと解いたつもりなのに、なぜか間違っている」

というタイプです。

僕はよく

「再現性がない、エラーが多い、誤解をしている」

と表現しています。

塾生は僕がこのような言葉を連発しているのを聞いているのではないでしょうか。

本人は理解しているつもりでも、

  • 計算の手順
  • 解法の選択
  • 問題文の読み取り
  • 答えの確認方法

のどこかにエラーがあることが多いです。

そして、このエラーを放置すると、

  • 勉強しているのに点数が伸びない
  • ケアレスミスが減らない
  • 数学に苦手意識を持つ
  • 「自分は向いていない」と感じる

という悪循環に陥ってしまいます。


間違ったやり方を「正しい方法」で上書きする

エラー修正で重要なのは、

間違ったやり方をやめるだけではなく、正しい方法を繰り返しインプットすることです。

つまり、

  1. 間違いの原因を特定する
  2. 正しいやり方を教える
  3. 何度も反復する
  4. 新しいやり方を習慣化する

というプロセスが必要になります。

これは一度説明を聞いただけで身につくものではありません。

スポーツのフォーム矯正と同じように、時間をかけて少しずつ修正していく必要があります。

ちなみに、僕は趣味で筋トレやピラティスに通っていますが、

めっちゃ難しいです。

小さな筋肉の動きをすぐに指摘されます。自分では絶対に気づけないです。


個別指導だからこそできること

この「エラー修正」は、集団授業ではなかなか難しいものです。

なぜなら、間違いの原因は一人ひとり異なるからです。

  • 計算の癖
  • ノートの書き方
  • 問題文の読み方
  • 思考の順序

これらは生徒ごとに全く違います。

そのため、

  • どこで間違えているのか
  • なぜその方法になってしまったのか
  • どうすれば修正できるのか

を個別に見ていく必要があります。

これこそが、個別指導の最大の価値の一つだと考えています。


成績向上の本質は「間違いの修正」

成績が伸びる生徒は、特別な才能があるわけではありません。

多くの場合、

  • 間違ったやり方に気づき
  • 正しい方法を身につけ
  • それを継続できた

というだけです。

つまり、成績向上の本質は、

「できないことをできるようにする」ことではなく、「間違ったやり方を正しいやり方に修正すること」

にあります。

勉強は、「たくさん解くこと」も大切ですが、それ以上に

正しい方法で解くこと

が重要です。

もし、

  • 勉強しているのに点数が伸びない
  • 解けたと思ったのに間違いが多い
  • 数学のミスが減らない

という悩みがある場合は、努力不足ではなく、「勉強のエラー」が原因かもしれません。

そのエラーを見つけ、修正をすること。

個別指導はただ個別に勉強を教えるだけではありません。教える仕事はごく一部です…

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