テスト勉強の方法(ノートの丸写しは効果あるのか?)

先生。テスト勉強しっかりとやっているはずなのに、点数があまり上がりません。どうすればいいですか?特に社会と理科が上がらないんです。
ほう、、それはどんな勉強法をしているんですか?
テスト勉強の仕方ですか??社会と理科はノートを丸写ししています。そして、その後に問題集に取り組んでいるんですけど、時間がなくてあまり問題には取り組んでいません。
なるほどですね。では、授業のノートを綺麗に丸写ししてテストノートを作成しているとのことですが、、それは書きながら暗記していますか?特に女子中学生に多いのですが、とても綺麗なノートを作成するのに点数があまり取れない生徒さんが多々見受けられます。その場合、ノートを作成して満足してしまい、中身を暗記していない可能性がありますよ。
テスト用に再度ノートを作成する学習法はあまり良くないのですか?
テスト対策用ノートとして、授業ノートを再度丸写しするのが悪いとは言っていませんよ。現に私の元学友で授業用のノートを丸写ししてテスト勉強をしてて、かつ成績が非常に優秀な子がいました。一度彼に聞いたことがあるのですが、彼の場合どうも、、一度書いたらほぼ覚えるため授業ノートを再度まとめていたようです。ちなみに、一度書いて覚えれますか?
私の場合、一度書いても覚えれないです。泣)
でしたら、少し学習法を変えたほうがいいかもしれません。テスト範囲分の授業ノートは量的に非常に膨大です。日頃の自習学習としてまとめる分には良いですが、、テスト勉強は時間との勝負です。ですので、一回描いて覚えれないのであれば違う勉強法を模索したほうがいいですよ。
女子中学生のテスト勉強に多く見受けられる方法として、授業用のノートを丸写するというやり方があります。カラフルなペンを使い、綺麗に整えられたノートは非常に美しく、幾度とも感心されられます。(そのノート頂戴て言いたくなるくらい綺麗なノートを作る生徒が多いです。)
しかし、綺麗なノートを作成する子に限って、暗記系科目で点数が取れないという現象が起きたりもするものです。せっかく綺麗にノートを作成してテスト勉強をしているのに、点数が上がらなかったり、成績が上がらなかったら落ち込みますよね。
本記事はそんな几帳面な生徒のために、少しだけ勉強の仕方時間の使い方を工夫するだけで成績が上がる方法、点数が上がる方法を記事にしました。

テストの二週間前にはまとめノートの作成は終わらせる

まとめノートを作成して点数が上がらない生徒に見受けられる特徴として、
テスト前ギリギリまでまとめノートを作成して、十分な演習量が足りていない、そして覚えたつもりになっている生徒がいます。
ですので、まとめノートの作成はテストの二週間前もしくは一週間前までに必ず終わらせ、演習問題に取り組む用にしましょう。
まとめノートの作成はあくまでもテスト勉強の準備みたいなものです。演習問題に取り組んで初めてテスト勉強が始まるのです。
こなす演習問題は、
  • 学校で配布されたプリント
  • 学校で配布されたワーク
  • 学校で配布されたテスト対策プリント
  • 教科書の章末問題
  • 塾で使用している教材
  • 塾で配布されたテスト対策用問題

がいいでしょう。

授業の内容を覚えて、これだけの演習量をこなせば80点以上は獲得できます。

問題をやりっぱなしにするのではなく、完璧に答えられるまで勉強しましょう。

 

単なるまとめノートにはしない工夫をする

授業用のノートの内容をまるまる写してしまうと、勉強ではなくそれは作業になってしまいます。(人によっては書いて丸暗記できる人もいるので作業とは言えませんが、)

ですので、授業用のノートをまとめ用ノートとして丸写しするのではなく、

  • 絵をたくさん描くようする
発生とは - コトバンク
中学理科は図で覚えたほうがいい箇所もあるため、自分でオリジナルの絵を書いてもいいかもしれません。
  • 先生になりきってまとめ用のノートを作成する

単に授業用のノートを丸写しするのではなく、「もし私が先生なら、この項目はこのようにして教えるな。」「もし私なら、こんな説明の仕方はしないな」なんて、考えながらオリジナルのノートを作成するのも良いでしょう。能動的に考えながらノートを作成することで、脳のいろんな場所が刺激されます。

  • オリジナルの問題を作成しながらノートを作成する。

授業のノートを丸写しするのではなく、ところどころ空欄を設けたりして、オリジナルの問題集ノートを作成してもいいかもしれません。

このように単に授業用のノートを丸写しするのではなく、極力記憶に残りやすい方法でノートを作成しましょう。(でも必ずテスト一週間前には終わらせましょう。)

ノートの作り方を少し、工夫するだけで記憶の定着の効率が非常によくなります。単なる丸写しノートで終わらせるのではなく、いかに独創的なノートを作っていくか、、こういう点も大切ですよ。

まとめノートを持ち歩き隙間時間に暗記する

せっかく作成したノートを活用しないのは非常にもったいないです。ですので、テスト一週間前までに作成したノートは隙間時間に暗記したり、学校のお昼時間にみたり、授業の始まる五分前に見たり、

隙間時間時にノートを活用しましょう。

なんなら、一度作成したまとめノートをビリビリに破って、持ち歩いてもいいかもしれません。

勉強法に正解なんてないよ

効率の良い勉強法は存在しますか、正しい勉強法は存在しません。

一番大切なのは、今やっている勉強法で

  • 成績が上がっているか

そして、その勉強のやり方が

  • 低効率ではないか

を見極めることです。

どちらか一方、または両方が要件を満たしていないのではあればその都度改善する

そうすることで、自ずとテストで高得点が取れるようになったり、勉強のコツがわかってきます。最後になりますが、もう一度言います。勉強法に正解なんてありません。自分にあうやり方を見つけましょう。

テスト勉強や日常の学習法に関しても当塾では相談を受け付けています。勉強法について相談したい塾生は自分のプライオリティータイムの時に先生に相談して見てください。

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