塾講師の教え方[私が教えるときに気をつけていること]~塾選びの参考にしてください~

先生選びは難しい。

それはなぜか?
保護者は塾の授業を見ることがほとんどなく、先生たちの教え方を自分たちの目で見ることができないから。
小中学生は塾の先生=なんでも知っているすごい先生というバイアスがあって、良い教え方をしているかそうではないのかの判断ができないから。
今日は、私が生徒に学習指導するさいに気をつけていること、教え方のときに意識していることについて書きました。
どんな教え方や学習指導で指導しているかをしっかりと公開することによって、
  • 当塾を検討している生徒
  • 当塾を検討している生徒の保護者
  • 塾講師

の皆さんのお役に立てるのでは思っています。

教育現場は外から見えないブラックボックスです。

外からは全く中が見えません。

ブラックボックスのイラスト

 

ですから、このブログという場を用いて、私の教え方について書かせていただきました。

保護者の方や入塾を検討いている生徒は、入塾の検討材料にしていただければと思います。

塾講師の皆さんは、みなさんが教える時に気をつけていることなどを私にご教授ください。(笑)

 

私の話し方の特徴とベタ褒めしています

自分で自分の話し方について分析して書く。人生初めての経験です。(笑)

口調は優しめ。速度はゆっくり。滑舌は良くない(汗)。イメージは相談室の先生の話し方。
だと自負しています。
また上に書いたことは両親や友人にもよく言われます。
先日、両親に
あなたって話し方に棘がないわよね。どちらかというと、精神科とか心療内科の先生みたいなおっとりした話し方するわね。
と言われました。
ただ、滑舌はよくありません。
基本的には生徒を叱りません。褒めます。褒めまくります。
  • 小テストの点数が1点でも上がった。
  • 〇〇がわかった。
  • できなかったことができるようになった。

生徒の頑張りが見えたら、まずは褒めます。

生徒に好かれることは意識しておらず、、無意識のうちに褒めまくるということをしていました。

褒められると嬉しいですからね。

 

どこがわからないのかを必ず聞く[原因分析]

生徒がわからないところを持ってきたら、必ずわからない原因を聞くようにしています。

 

どこに迷った?どこが難しかった?どこが苦手?どこまで理解できる?どこが嫌い?どこが好き?何が得意?
自分のことを把握している生徒は、
〇〇まではわかります。そこからの〇〇がわかりません。
と答えます。その場合は、ヒントを私たり、そこの部分だけを説明したりしています。
あとは自分でスイスイ進むことができます。
ただ、上のような問いをすると首を傾げる生徒がいます。
その時は、
わからないところがわからない感じ??
と聞きます。
そうすると、大体の生徒は
コクっと頷きます。
わからないところがわからない。(私もよく経験していました。)
この状態だと、その生徒はその内容を理解できていないことが多いため、丁寧に全て解説します。
そうすると、「わかった」と言ってくれるので、再度問題に取り組んでもらいます。

ティーチングとコーチングの使い分けをする

教え方のスタイルは主に二つあります。

それは、ティーチングとコーチングです。

ティーチングとは、先生が概要から解き方まで全て説明する教え方です。学校の授業はティーチングです。
コーチングとは、生徒に質問をして生徒から情報を引き出しながら、生徒が理解できるように誘導する指導法です。ここどうすればいいと思う?〇〇について説明できる?どこまで理解していて、どこまで理解できていない??
ティーチングとコーチングは生徒に応じて使い分けていますし、生徒の理解度によっても使い分けています。
例えば、
  • 先生の話を聞く方が理解力が高まりそうな生徒は、ティーチング7割コーチング3割。
  • 自習が好きな生徒はティーチング2割コーチング8割。

その生徒のタイプに応じて使い分けるようにしています。

細かく区切る

一気には教えず、細かく区切って教えています。

例えば、テキスト一ページの中に生徒のわからない問題が10問ほどあったとしましょう。

まずは、その生徒が理解しやすそうな問題2~3問に一緒に取り組みます。その問題がクリアできたら、また2~3問。

このような感じで10問全て一気に教えるようなことはしません。

イラストをたくさん描く

理科や英語、数学の図形、文章問題は図を書いて説明しています。

図や絵で理解した方がわかりやすい単元はたくさんありますからね。

ただ、私の絵がが下手くそすぎて、生徒には笑われます。

先生の絵、、面白いですね。(笑)
その時の、返答は大体、、
僕の絵下手だけど、斬新すぎて記憶に残るでしょう?
と言うと、、
これは忘れられません。
と言われます。
結果オーライとはこのこと。

理解できるまで付き合う

私たちの顔つきや身長が全く違うように、生徒の理解速度も人それぞれです。

すぐに吸収する生徒もいれば、理解に時間がかかる生徒もいる。

すぐに吸収する生徒はティーチングをする場合はポイントだけを伝えます。理解に時間がかかる生徒は丁寧かつ何度も何度も繰り返し説明します。

 

ここだけは理解してもらおう
の気持ちで丁寧にゆっくりと説明しています。

本当に大丈夫???を連呼する

先生から説明されて、

わかりました。
と反応が返ってきますが、

どう見ても、、理解している素振りが見えません。

そのような場合は、

本当に大丈夫???
と声かけは必ずしています。
そうすると、、いまいちわからないので教えて欲しいと言われるので、、
再度、説明方法を変えて説明します。

時には厳しく

滅多に注意するということをしませんが、、

これはあんまりだ

と思ったら、、

注意はします。

感情任せには言いません。

 

ちゃんと集中しような!!
と少しお兄さん風を吹かせたかのような口調で注意します。
感情任せに怒るのは見っともないので、そんなことはしません。
ざっと、意識していることを書いてみました。
いかがだったでしょうか?
少しでも塾選びや他の講師の皆さんの参考になればと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA