英語ネイティブ男性の声が聞こえない[女性は英語のリスニングで不利になる??]
- TOEICのリスニングで低い声の人が苦手。どう練習していいのかわからない。
- 女性のネイティブスピーカーはなんとなく聞き取れるけど、男性のネイティブスピーカーは聞き取りが難しい。
- 男の人の声低過ぎて、音の区別ができない。聞き取れるようにないたい。
本記事はこのような悩みを解決するための記事です。
英語のリスニングは正直な話、日本人にとっては鬼門のようなものです。
- 音の連結
- イントネーション・リンキング
- リズム
- ピッチ
- 発生方法
- 子音が中心
英語の音は日本語と音のあり方そのものが違います。
さらに
日本人にとっては英語ネイティブの低い音声の方が聞き取りにくい
傾向にあります。
英語ネイティブの音声を聞いてみると、女性よりも男性の方が圧倒的に聞きにくい。
こんな経験はありませんか?
本記事では、
英語リスニングの中の英語の音の高低差に着目して記事を執筆しました。
英語ネイティブ男性の声が聞こえない
以前、こんな相談を受けたことがあります。
こちらの動画を視聴していただくと、声の音程の違いによって、聞き取りやすさが変わる。
ということを理解いただけるかと思います。
この動画では、
エドシーランと女性のインタビュアーの方が話をしています。
音の高低差による聞き取りやすさに着目して聞いてみるといいでしょう。
そうすると、少しばかりエドシーランの声の方が女性のインタビュアーの声よりも聞き取りが難しいことがわかります。
(あくまでも低い声の方が聞き取りが難しい傾向にある)
では、
なぜ男性の英語ネイティブの音の方が女性よりも聞き取りが難しいのでしょうか?
英語ネイティブの低い声は日本語にはない音域
実は、
英語の音を発声するときは、
- 腹式呼吸
- 喉を緩ませる
- 喉仏を落として発声する
ため、女性も男性も声がヘビーで低くなる傾向にあります。
逆に日本語の音を発声するときは、
- 胸式呼吸
- 口だけを使って発声する
- 喉仏は落とさない
ため、男女関係なくソフトで高めの音になる傾向にあります。
日本語と英語はそもそも音の発声機構から違うため
英語の音は、低くドスの聞いたような音になりますが、日本語の音は非常に柔らかい音になります。
声が高く、ボソボソっとソフトな口調で話す日本人からすると、英語の音はかなり歪なのです。
(音のありかた自体が違うので聞き取れなくて当たり前ですよね。)
特に日本人の女性は英語ネイティブと比べると、かなり高い音域で話します。
音の高さと低さの高低差が、日本人女性と男性の英語ネイティブとの間では非常に大きいです。
(普段慣れていない音のため、聞き取りが難しい)
そのため、日本人女性の方が男性の英語ネイティブの音を苦手にしている傾向にあるのです。
低い声を聞き取るための練習法
ではどうすれば
男性の英語ネイティブの音が聞き取れるようになるのでしょうか?
結論から言いますと、
ネイティブの低い音が聞き取れるようになるためには低い音声に慣れるしかありません。
もし、今現在あなた自身がネイティブの低い音が全く聞き取れない状態であれば、
脳、耳が勝手に
低い音=雑音
と判断している可能性があります。
雑音と判断された音は、その音の意味を理解することができません。
(音自体を理解する処理までいかない。)
ですので、
まずは、
低い音の英語を習慣的に聞いてみましょう。
そうすると、
脳と耳が
低い音=意味のある音声
と認識し始めます。
低い音を意味のある音声と認識すると、徐々に聞き取れるようになっていきますよ。
その次にやってほしいことは、
低い声で発声する練習をやってみましょう。
まるで英語ネイティブになりきって、低い音域で発声する習慣をつけるのです。
自分自身が低い声で話す習慣をつけることで、
だんだんと耳と脳が低い音に慣れていきます。
- 喉を緩ませる
- 喉仏を落とす
これだけでだいぶ低い音が出せるようになります。
まとめ
英語の低い音声が聞き取れるようになるためには、
- 低い英語の音声を聞きまくる
- 低い声で発声する習慣をつける
ことをしていかないといけません。
慣れてくると、どんな音域の音でも聞き取れるようになってきます。
英語ネイティブの低い音声が聞き取れないことで悩まれている方はぜひ、上に書いた練習法を試してみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。