継続化のコツ
きただです。 個人的な話です。 中学生の頃から、自己啓発本や勉強の本・記憶法の本などを読み漁り、数万円払って勉強法の講座を東京に受講しにいくくらい、 人間のパフォーマンスや生産性などについて興味があり...
2025年08月11日紙に書いて一回で覚えることができるのであれば、紙に書いて覚えるのがいいでしょう。
しかし、
のであれば、改善策を見つけ出すべきです。
私自身も、中学3年間と高専1年次まではノートに書いて試験勉強していました。しかし思ったより成果が出ず。
(当時クラス1位の友人は一回書いたら、全て覚えると言っていて、友人と同じことをしていました。)
暗記法や勉強法の本を読み漁り、試行錯誤することで紙に書かず暗記する方法を身についていきました。紙に書かなくなったことで書く時間を全て覚える時間に使うことができ、学習効率も上がりました。
本記事では、高専次の成績を最低13位から最高1位まで順位を上げ、トルコやポーランドでの留学を経て、今では大牟田と博多で英語塾と有明高専生用の塾の塾長をしているきただが暗記法について解説しました。
ぜひ、最後までお読みください。
まず、暗記する前に絶対やっておかないといけないことは内容の理解です。
暗記法に頼らずとも、内容を理解するだけで暗記できるパターンも多々あります。
暗記法に頼る前に、まずは内容の理解に徹しましょう。
理解しているかの指標は、その内容を自分の言葉や自分の説明ができるかどうか(友達に教えることができるか)が基準になります。
内容の理解では覚えられないものは自分に合う暗記法で覚えるのがいいでしょう。また暗記法も単一の暗記法だけで覚えるのではなく、複数の方法を組み合わせて覚えることで暗記効率が上がります。
暗記法について学んだら即実践してくださいね。
映画館で映画を観て、映画の内容を思い返すと、
映像はなんとなく覚えているけど、セリフは全く覚えていない
こんな経験はありませんか?
文字や言語を司る部分を左脳といい、映像やイメージを司る部分を右脳といいます。
人間は文字情報を文字のまま覚えるよりも、イメージで覚える方が圧倒的に覚えることができます。
イメージで覚える方法のことをイメージ記憶法やイメージ暗記法といったりします。
では、イメージ記憶法の具体的なやり方について例を交えて解説します。
例 : 生物学で習うミトコンドリアという用語を覚える場合
ミトコンドリアという用語を覚える場合、例えば水戸黄門にドリアがくっついているイメージを思い浮かべてみてください。文字情報で覚えるよりも水戸黄門にドリアがくっついているイメージの方が圧倒的に記憶に残りやすいです。
※ 例えが時代に合っていませんがご容赦ください。
例 : 初対面で桜田さんに合って、桜田さんの苗字を暗記しないといけない場合
田んぼの中に桜が立っていて、同じ田んぼに桜田さんが埋まっているのをイメージしてみてください。
このようにして覚えたい単語を分解または連想できる要素を組み合わせて覚えます。
イメージ記憶法は非常に記憶に残りやすい方法ですが、
① イメージを作るまでに時間がかかる
② 覚えたいものとイメージがかけ離れている場合に思い出せないことがある
③ イメージ記憶法に慣れるまでに時間がかかる
このようなデメリットがあります。
用語や内容を文字でそのまま覚えることができる場合はそのまま覚えたほうが早く、どうしても覚えることができない用語や内容がある場合にイメージ記憶法で暗記することをオススメします。
7回読み勉強法は、東大主席弁護士の山口真由氏によって提唱された勉強法です。
7回読み勉強法とは、教科書または参考書を7回読んで学習する学習法で、
のようなメリットがあります。
私自身も高専2年時に山口氏の7回読み勉強法について解説してある書籍を読み実践したところ、平均点が5点ほど上がりました。では、7回読み勉強法の具体的な方法について解説していきます。私なりにアレンジしていますので、元祖7回読み勉強法で学習したい場合は本書籍を購入するといいでしょう。
7回読み勉強法は以下の手順で行います。
教科書、参考書の内容を覚えるまで7回目以降も繰り返しする。
7回読み勉強法としておすすめな使い方は、
で用いるのがおすすめです。
個人的には、7回まで読まなくてもある程度、全体像を把握できたら別のアプローチで学習するのも一つの手だと考えます。
マインドマップによるノートテイキングは、授業中のノート術としてもおすすめですが、試験勉強時に用いてもいいでしょう。
マインドマップによるノートテイキングで試験勉強するメリットは、
詳しいやり方については、別の記事で紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
時間と人間の記憶力の相関性を表したエビングハウスの忘却曲線によると、
人は記憶してから、
とされています。
つまり、勉強した日の次の日には74%程度の内容を忘れてしまいます。
「えっ、1日後には74%も忘れるの?」
一概に74%忘れるというわけではありません。
エビングハウスの忘却曲線は、単なる記憶力を測っているものですので、実験での暗記対象は非常に暗記しにくいものだったはずです。
ただ、この結果から我々が学ばないといけないことは、適切なタイミングでの復習をしないと勉強したことが水の泡になってしまうということです。
そこで、暗記した内容や勉強した内容を朝・昼・夜に高速で復習することをおすすめします。
復習の方法は、
復習というよりも覚えられたか、理解できたかのチェックができるやり方で復習するのがおすすめです。
覚えた内容や勉強した内容を復習するのにかかる時間は、暗記に費やした時間の1/5~1/10程度ですみますので、一科目たった数十分で復習が可能です。また、覚えれたか、理解できたかのチェックをせずとも教科書にサラッと目を通すだけでも、授業ノートを見直すだけでも復習になります。
またこの方法は英単語を覚える時にもとても有効ですのでおすすめです。
いかがだったでしょうか?
テストで点数が上がらない、思ったより成果が上がらないのは必ず原因があります。
「点数が悪かった」
で終わるのではなく、結果を受け止めて改善していくことが大切ですね。
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