中学生まではあまり勉強法とか考えなくていいかも
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2025年09月13日きただです。
ちょっと今日は哲学的な話です。
塾講師をし始めて、かれこれ10年目に突入します。
10年目に突入するので、勉強の意義について考えてみたいなと思います。
さて、
タイトルにあるようにそもそも勉強とはなんなのでしょうか
そしてなんのために勉強をするのでしょうか?
知識をつけること?
志望校に合格すること?
成績を上げること?
良いとされている就職先に就職すること?
なんでしょうね…
個人的には、勉強は心を鍛えるものだと思っています。
まず、勉強という意味の漢字の成り立ちと勉強の使われ方について考えてみましょう。
まず漢字ですが勉はは「力(ちから)」と「免(まぬがれる)」から成り立ちます。
本来の意味は「力を尽くして困難を克服する」というニュアンスで、物事に真剣に取り組む様子を表します。
強は「弓」と「虫(力を象徴する)」が組み合わさった字で、「力を増す」「強くする」という意味があります。
つまり、
無理しないさい
という意味です笑…
別の言い方をすると、
逃げるな
という意味です。
そして、勉強という言葉の変遷を辿ってみると、
古平安時代から江戸時代にかけて、「勉強」は現在の「努力」や「無理をして何かをする」という意味で使われていました。
武士は「勉強」という言葉を、精神的・肉体的な修行や鍛錬という意味で使っていました。
商人の間では、「値引きをする」や「サービスを提供する」という意味でも使われるようになり、「無理をして相手に尽くす」という意味合いを持つようになりました。「勉強させていただきます」って今でも使いますよね。
そして、教育が当たり前になった近代以降に、学問や学びに特化した意味で「勉強」が使われるようになったのです。
※ 諸説あり
このような背景と勉強の実情を鑑みるに
心を鍛えるのが
勉強だと考えます。
勉強していれば、自分の知識のなさや能力のなさに気がつきます。
「なんでこんなのもできないんだ」と自分に叱咤激励をして、何度も何度もくらいつきます。
そして、気づいたら少しできるようになっていた。
これの繰り返し。
知識的・技能的な成長はもちろんのこと、心も同時に鍛えられ、困難から逃げない者になれるのです。
学問的な勉強だけではありません。
筋トレも勉強です。
正直言ってしんどいんですよねー。
特に下半身のトレーニング。
現在進行形でトレーナーご指導いただいていますが、まあ追い込まれる追い込まれる追い込まれる。
足パンパン、酸欠で倒れる。そしてこれの繰り返し。
もっとやれる、もっともっと、もう一回
心が強くなります。
あ、断じてきただが脳筋になったと言いたいわけではありませんよ?
ある人は勉強をこういいました。
「勉強は労働じゃないよ。しんどいのは勉強と労働を混同しているから。勉強とは自分の才能が上げることだよ」
と。
まさにその通りだと思います。
勉強とは才能を上げる
勉強とは心を鍛える
勉強というのをもっと広義的な意味で考えると、勉強への捉え方が変わるかもしれません。
٩( ‘ω’ )وー ファイト
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