国語の指導について

当塾では一応...希望があれば小学生〜中学生は国語の指導をしています。

国語力とはなんなとかと考えた時に、要約する力と読書体力と言語化力であると僕は定義しています。

そのため、当塾では原則...教材を使わずに1週間に一回か、2週間に一回読書感想文を書いてもらっています。

もちろん、国語の指導で希望があった場合ですよ。

読書感想文の取り組みを通じて、生徒たちには「要約力」「読書体力」「言語化力」を身につけてもらいます。

要約力
文章の要点をつかみ、簡潔にまとめる力です。多くの生徒は、長い文章の中で何が重要かを判断するのが苦手です。しかし、要約の練習を重ねることで、「筆者が伝えたいことは何か」「どの部分が重要なのか」といった視点を持つことができるようになります。

読書体力
これは、長文を読み続ける力のことを指します。現代の子どもたちは、短い文章に慣れてしまい、長い文章を集中して読む習慣が乏しくなっています。そのため、最初は短い文章でも、徐々に長い作品に挑戦していくことで、持続的に文章を読む力を鍛えていきます。

言語化力
自分の考えや感じたことを、適切な言葉で表現する力です。読書感想文を書くことで、「なぜこの本が面白かったのか」「どの部分に共感したのか」といったことを自分の言葉で表現する練習をします。この力は、国語だけでなく、他の教科や日常生活においても重要です。

このように、当塾では国語の指導を希望する生徒に対し、単なる問題演習にとどまらず、読書を通じた実践的な学びを提供しています。読書感想文の取り組みは、最初は難しく感じるかもしれませんが、回を重ねるごとに確実に成長していきます。

もちろん、国語の指導においては個々の生徒のレベルや目標に合わせた対応を行います。読解問題の解き方や記述式の問題対策が必要であれば、その部分にも対応します。ただし、根本的な国語力を鍛えるには、読書を通じた訓練が欠かせません。

国語はすべての学びの基盤となる教科です。言葉の力を伸ばし、他教科の学習にもつなげていくために、当塾ではこのような指導を大切にしています。

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