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教材コレクターにはなるな。とにかく一つの教材を完璧に。

2021年03月16日 中学生
先生。親が教材をたくさん買ってきます。どの教材から手をつけていいいのかわからなくなります。
いわゆる教材コレクターになり始める前段階ですね。教材コレクターという言葉を知っていますか?
教材コレクターですか?初めて聞きました。
教材+コレクター(集める人)=教材コレクター、、すなわちたくさん教材を持っているけど全て中途半端になっている人のことです。
それって悪いことなんですか?
悪くはありません。どう勉強するかは本人の自由なのです。私自身が教材コレクターの気質があってあまり勉強が上達しなかったり、お金がかかった経験より教材コレクターになりすぎるのはお勧めしません。
今日はなぜ教材コレクターになることをお勧めしないのか、みなさんにお伝えできればなと思います。
しっかり聞いて親に伝えます。笑
教材を集めてしまう収集癖がある人のことを教材コレクターといいます。私自身、中学生の頃から教材コレクター癖がありました。経験者は語るではないですが、教材コレクターになるのはあまりお勧めしません。本記事では教材コレクターになってはいけない理由について解説しました。

教材を買うと勉強した気分になる

見出しにあるように、教材を買うとなぜだか、勉強したような気分になります。みなさんもこのような経験はありませんでしょうか?

 

  • 書店で教材を購入したり
  • Amazonで教材をポチる

 

となぜだか勉強したような気分になる。

参考書や教材だけではなくて、小説や自己啓発本もそうですよね。

 

よーし、この教材を購入したから、絶対勉強するぞー
この自己啓発本を読むと、知識が着くから読もう。
〇〇さんおすすめの小説だから読んでみよう。
でも、気づいたら本棚に未開封のまま収納されていたり、Amazonの梱包ボックスに入ったまま放置されていたり、教材を購入した日のやる気はいつの間にかどこかに行ってしまっている。
このような経験は誰しも少なからずはあるでしょう。
せっかく購入したのに全く使われていない教材、全く読んでいない本をみると罪悪感が湧き出てきます。
そして、教材コレクターはこの傾向が強くあります。一気に何冊もの参考書を一気に買ったけど、購入して、それで満足してしまって一冊も制覇できなかった。これは誰しもが経験します。
教材を買っても勉強をしなければ力は全く持ってつきません。ド○えもんの暗記パンみたいに、参考書にパンをかざしてそのパンを食べると丸暗記できる。みたいな、道具があれば話は別ですが、、そういうわけでもありませんよね。
ですから、まずは新しい参考書を買う前に、その一冊を終わらせましょう。
次の本を購入するのはそれからです。

十分に復習ができない

学習で一番大切なのは復習です。

どんなに先に先にと参考書を進めても、以前学習したところを忘れていたら決して学習効率が高いとはいえません。適度に参考書を進めて、前の範囲を復習する。これが勉強の原則です。復習をせずに勉強するのは、何も勉強せずに試験に臨む同義です。

 

本当に復習しないと忘れるんですか?
という声が聞こえてきそうなので、そう人たちは英単語の勉強を一週間やってみましょう。
  1. 英単語帳を購入する
  2. 1日に50単語進める
  3. 復習しない

これをやると、復習しないと単語をすぐに忘れてしまうということを身をもって体験できます。笑

これをやると初めて復習の大切さを身を持って知ることができますよ。笑

では、ここで教材コレクターのお話に戻りましょう。

教材コレクターは持っている教材の数が多いです。すなわち、全く復習ができずに次の教材に進んでしまう恐れがあるのです。

つまり中途半端な知識が蓄積されてしまう状態になっているということです。これは非常にまずいです。

ですので、一個一個の教材をほぼ完璧に復習して進む。やはり勉強の原則をしっかりと守って勉強することが大切です。

これ以上余分な参考書を買うのはやめましょう。

お金がかかる

教材って高いですよね。新冊の場合一冊1000~3000円ほどします。もちろんもっと高いのも安いのもありますが、これくらいが相場です。
中古の本は安いですが、ちりも積もれば山となる。
意外と中古本も冊数が多くなると、高いです。
つまり、教材コレクターは知らず知らずお金を大量に使っていることになります。一冊一冊はそれほど大きな出費ではありませんが、数年単位でみると非常に大きな出費となっています。
教材を使わずに本棚にしまうくらいなら、そのお金で美味しいものを食べた方がいいですよね。

まとめ

教材コレクターになってしまうと、、

  • 勉強した気分になる
  • 十分な復習ができない
  • 出費が大きくなってしまう

というデメリットについて解説しました。十分な演習量を確保することはもちろん大切ですが、質をあげていくことも大切です。量だけではなく、勉強の質もあげていく、、この二つを同時にあげていくと勉強の効率は爆上がりします。

まずは、少数精鋭で挑み、その後演習量をあげていきましょう。

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