英語の学習法について研究した高専時代【英語教育法に興味を持ったルーツ】
- 英語の学習法がわからない
- 英語の勉強法を相談したい
と感じている方は、こちらから。
今日は、なぜ私が
- 英語教育
- 英語教育法
に興味を持ったかの経緯について書きました。
学生時代に英語教育法・学習法の本を読み漁るほど、英語教育や英語学習法の研究に熱中しました。
(これでも化学を専攻していたい理系学生なんですけどね。)
化学も好きでしたけど、英語がより大好き。そんな学生でした。
(今となっていては、あの時化学よりも英語に熱中していて良かったと思います。)
多読法を教えてくれた先生が英語教育を研究している先生
高校:教員免許を取得した教員・教師
高専:大学のような高等教育機関のように、教員は全員研究者
実は、普通高校・私立高校と国立高専の大きな違いの一つに、教員が教育者なのか研究者なのかがあります。
僕が卒業した高専では、
- 理系教員:全員博士号
- 文系教員:最低修士号以上
※体育科教員も修士卒
という条件がありました。
(国立高専はどこもこのような条件が定められていると思います。)
つまり、高校では一般的に『教育者』と呼ばれる方たちが指導にあたりますが、国立高専では『研究者』と呼ばれる方たちが指導にあたるのです。
- 機械
- 電気
- 土木
- 情報
- 建築
- 化学
- 生物
専門科目以外の科目も、研究者による指導を受けます。
- 文学
- 社会系科目
- 体育
- 英語
研究者といっても、気難しくなく、穏和でマイペースな先生が多い高専。
フレンドリーな先生も多く、親しい先生の教官室によく遊びに行ってました。
親しい先生の一人に、英語教育(主に多読)を専門的に研究している女性がいらっしゃいました。その先生から多読を勧められて英語の学習を始めました。
生徒は先生の影響を受ける生き物です。
僕自身も、その女性教員の方の影響を受けて、英語学習と並行して
- 英語教育(主に多読関係)に関する書籍
を読み始めました。
これが、当時の専門科目であった化学よりも
- 英語学習
- 英語教育
に熱中し始めた大きなきっかけです。
変態が多く集まる高専でも、英語教育の書籍を読み漁っているのは、流石に僕だけでしたね。
(言外に変人と言っているものですが、、、)
とにかく効率よく英語を学習したかった
僕自身、効率主義です。
当時は無駄な手間を限りなく排除して、効率的に英語の勉強したいと強く思っていました。
そのため、
- 英語学習本は軽く20冊
は読みました。
この二つの書籍が今でも印象に残っています。名著かつすごい売れている本ですので、ぜひお買い求めください。
特に、村上さんの
- 村上式シンプル英語学習法
では、英語多読法も紹介されています。
当時、多読に関する英語教育の書籍を並行しながら読んでいたため、この本で紹介されている英語学習法に親近感が湧きました。
発音教材の王道「英語耳」
発音についての解説だけではなく、英語多読やリスニング強化法についても詳しく解説している名著です。
これらを含めて合計20冊以上の英語学習法の書籍・教材を用いて英語学習法の研究をしたり、英語の学習をしていました。
また
- 英語学習youtuberのAstuさん(現 Astu英語)
が、オーストラリアに渡航されるくらいの時期のyoutubeをずっとみていました。
※Astu英語のAstuさんが渡航される前ですので、5年以上前だと思います。
5~6年くらい前だと、今ほど英語系のyoutuberが少なかったため、
- バイリンガールのちかさん
- Astu英語のAstuさん
- 外大英語そーたさん
のyoutubeをめちゃくちゃみていました。
御三方とも今でもyoutubeで活躍されているので興味のある方はぜひみてください。
そんな感じで、英語学習を並行しながらいかに効率よく英語の力をつけることができるのかについてトライアンドエラーを続けていました。
- 書籍
- youtube
- 英語学習blog
- 先生からの情報
で英語学習・教育法の情報を得ました。
英語学習の研究・英語教育の研究を行う中で大切なことは、
英語学習法との相性
だということに気づきました。
(英語が伸びるか伸びないかは今やっている英語学習法の相性に依存します。)
僕自身が相性のいいと感じた学習法は、
- 多読
- 音読
- 独り言
- 友達との英会話
- 洋画
- シャドーイング、オーバーラッピング、リピーティング
- 発音系全般
です。
逆に相性が悪かったのは、
- 精読
- 暗唱
- 文法書を使った学習
- 英単語長の暗記
- ライティング系の参考書を使った学習
です。
いろんな英語学習法を試してみて、
- 自分に合う英語学習法
- 継続することができる英語学習法
を見つけましょう。
英語の学習が続く人は、英語の力がきちんとついていきます。
高校三年から通い始めた英語塾の先生がTOEICのエキスパートだった
あまりにも英語狂いだったため、高校三年生の時にクラスメイトに英語塾を紹介してもらいました。
その英語塾は、福岡県大牟田市で非常に有名な個人でやられている英語塾です。
(しかも、僕の家から車で数分のところにあります。これも縁ですよね。)
- TOEIC関係の書籍の執筆
- 書籍の監修
- 大学でのTOEIC講座等の講師
もされている大ベテランの英語の先生で、お人柄も非常に素晴らしい先生です。
その先生とは意気投合し、よく英語教育法、英語学習法、TOEIC関係の話ばかりしていましたね。
4年間ほど、その英語塾で別ベクトルから英語の勉強に取り組みました。
- 翻訳
- 速読
- シャドーイング
- 暗唱
- 文法
などの学習です。
正直なところ、苦手な英語学習ほうではありますが、塾に通ったおかげで多角的に英語力を鍛えることができました。
TOEIC界で有名な先生との繋がりも強い先生なので、TOEIC界についてもいろいろご教授いただきました。
(その先生とは定期的に交流があります。)
このように、
- 英語教育の専門家の先生と仲良かった
- 自ら英語教育法、英語学習法の研究をしていた
- TOEICのエキスパートの先生の塾に4年間通っていた
結果、英語教育、英語教授法、英語学習法に詳しくなりました。
(どう考えても詳しくなってしまいますよね。)
この前、大学受験を指導されている英語の先生に、
- 多読
- 発音トレーニング
- アウトプット型の英語学習法
が中心で、翻訳もさせていません。授業も半分は英語です。
と伝えたところ、
面白いですね。直接法で指導されているんですか。いいですね!!