小論文は事前準備が大事だと思う
きただです。 小論文と聞くと、「何を書けばいいかわからない」「文章を書くのがそもそも苦手」と不安に感じる人が多いと思います。 特に中学校の教育では文章の訓練がほとんどありません。そのため、苦手意識があ...
2025年12月12日きただです。
成績を伸ばすのは「勉強時間」だけではない
です。
受験が近づくと、「少しでも多く勉強しなければ」と生活が乱れがちになります。
しかし実は、受験期こそ最も規則正しい生活が必要な時期です。
集中力・記憶力・思考力は、意志の強さではなく脳と身体のコンディションに大きく左右されます。
きちんとした生活習慣の設計をしなければ、学習の効果が半減になってしまいます。
人間の体内には概日リズム(サーカディアンリズム)と呼ばれる体内時計があります。
起床時間が毎日バラバラだと、このリズムが乱れ、
・集中力の低下
・記憶の定着率の低下
・日中の眠気
が起こります。
重要なのは「何時に寝るか」よりも毎日同じ時間に起きること。
起床時間を固定することで、脳が「勉強モード」に入りやすくなります。
よく土日に
昼まで寝てました
という受験生がいますが、それはやめてください。
朝の太陽光を浴びると、脳内でセロトニンが分泌されます。
セロトニンは
・気分の安定
・集中力の向上
・夜の良質な睡眠(メラトニン生成の材料)
に関与する重要な神経伝達物質です。
起床後30分以内に5〜15分程度、外で光を浴びるだけでも効果があります。
平日は登校時には徒歩もしくは自転車で移動するため、土日は外に一度も出ない
なんてことが起こらないようにしましょう。
スマホやSNSは強い刺激を持ち、ドーパミンを急激に分泌させます。
ドーパミンは「快楽」や「報酬」に関係しますが、
朝から過剰に分泌されると
・勉強が退屈に感じる
・集中力が持続しない
・すぐ刺激を求める脳になる
という状態になります。
朝は「低刺激」でスタートする方が、脳は深い集中に入りやすくなります。
動画教材をスマホで視聴する人は、動画教材で勉強する時間と演習する時間をきちんと分けて、
スマホが必要ではない時間帯は目の届かないところに置きましょう。
脳は体重の約2%しかありませんが、エネルギー消費量は全体の約20%を占めます。
特に朝食を抜くと、血糖値が安定せず集中力が大きく低下します。
・炭水化物(エネルギー源)
・タンパク質(神経伝達物質の材料)
をバランスよく取ることが、長時間の学習を支えます。
軽い運動をすると、BDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌されます。
これは「脳の成長因子」とも呼ばれ、
・記憶力向上
・学習効率アップ
に関係しています。
スクワットやかかと上げなど、短時間の足トレでも十分効果があります。
10分の休憩時間にスクワット100回、カーフレイズ100回すると、代謝も良くなり、受験期でも体型維持に貢献しますよ^^;
カフェインは覚醒作用があり、注意力を高めます。
ただし個人差が大きく、
・効く人
・不安感が増す人
・眠れなくなる人
がいます。
摂取は午後遅くまでにしない、量を調整することが重要です。
睡眠中、脳では記憶の整理・定着が行われます。
睡眠不足は
・覚えた内容が定着しない
・判断力の低下
・ケアレスミス増加
を引き起こします。
最低でも6時間、理想は7〜8時間を確保しましょう。
昼食後に10〜20分の短い仮眠(パワーナップ)を取ると、
・集中力回復
・作業効率向上
が確認されています。
30分以上寝ると逆効果になるため注意が必要です。
ゲームやSNSは「短時間で強い報酬」を与えるため、
脳が勉強のような遅れて成果が出る活動を嫌うようになります。
完全にゼロが難しい場合は
「受験が終わるまでログアウト」「使用時間を物理的に制限」
など、環境から遮断することが有効です。
毎回違う場所で勉強すると、脳は環境適応にエネルギーを使います。
同じ場所で勉強することで、
・集中までの時間が短縮
・「座ったら勉強」の条件付け
が起こります。
自分にとってのマイプレイスを3つくらい用意しておくと良いでしょう。
当塾には全席14席の自習室がありますので受験生にはぜひ活用してほしいなと思います。
受験期に大切なのは、「無理をすること」ではありません。焦っても、地に足のつかない上の空の状態となり、勉強に集中することができません。さらには免疫が下がり体調を崩すなどが起こり得ます。
それでは本末転倒です。
受験にしなければいけないことは最大限の力を安定して出せる状態を作ることです。
規則正しい生活は、
・集中力
・記憶力
・メンタル
すべての土台になります。
今一度、自分の生活習慣について見直しましょう。

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