自習室がどうやってできるのか…
きただです。 今現在、塾の隣の部屋で自習室を作っています。 計6日間の内装工事+数日かけて机などの組み立てをします。 当塾はアパートの1室(自習室含めて2室)の小規模な個人塾です。小規模というか......
2025年04月25日大学受験がない高専に在学する高専生は、
大学受験をする高校生と比較して、英語を勉強することが必須ではないため、英語の勉強をする機会があまり多くはありません。そのため、高専生は総じて英語が苦手な傾向にあります。
私が在籍していた高専では、比較的国際交流に対して関心の高い高専ではあったものの、英語の勉強に自ら取り組む学生はほとんどいませんでした。
本記事では高専生が英語を勉強するメリット10選というタイトルで、記事を執筆しました。
高専生専攻科卒で英語講師をしている私の個人的な意見にはなりますが、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
高専在学中に英語を勉強する中で受ける恩恵の一つに、英語の定期試験の勉強をしなくても点数が取れるようになるがあげられます。
これは高専生に限らず、早期英語教育を受けた中学生が英語で高得点を取るのと同じで、英語を勉強すればするほど、定期試験で点数を取るのが楽になります。
私の個人的な体験を書くならば、英語の勉強を開始して1年程度は定期試験前に英語の勉強をしていました。しかし、英語の勉強を開始して1年間経つか経たないくらいから、試験勉強をしなくてもほとんど満点近い点数が取れるようになっていきました。
英語を勉強すればするほど、
がついていき、英語のレベルが上がっていくため、授業の内容も100%理解でき、テストの点数も上がっていきます。
所属高専や学科(コース)にもよりますが、高専4年生または高専5年生になると各研究室に配属され、研究活動が始まります。
研究活動を行なっていくにあたり、英語で書かれた研究の報告書(論文)に目を通さなくてはならないことが増えていきます。
研究は非常に専門性が高いことをやります。そのため専門書で勉強するとこともありますが、研究論文に目を通して勉強する機会も増えていきます。
英語のアドバンテージがあると、専門性の高さ、英語での専門用語に困惑して読みにくさを感じますが、次第に慣れていき、スラスラと研究論文が読めるようになっていきます。
研究論文がスラスラ読めるようになると、専門分野の勉強がはかどったり、議論が活発になったりします。
高専生に限らず、英語が読める、書ける、話せる、聞ける就活生は総じて企業からの評価も受けやすくなります。
高専出身は大手メーカーや中小企業のメーカーからの専門性や技術レベルの評価が高いとされています。
技術力や専門性を持ち合わせる人材がさらに英語という武器を身につけると、さらに企業からの評価が高くなります。
そのため就職活動でが有利に進むでしょう。
余談ですが、私自身が就活した時は英語が面接のネタになりました。
高専を卒業した後の選択肢は主に3つあります。
専攻科や大学3年次に編入する際には、大学受験と同じように、専攻科への進学試験や大学3年次への編入試験を受けなければなりません。当然ながら試験科目には英語も含まれます。
専攻科や大学3年次に編入するときの英語科目はほとんどがTOEICのスコアで評価されます。
TOEICで高得点が取れるくらい英語の勉強をすることで、進学が有利になります。
私が在籍していた高専の専攻科の進学試験では、TOEICのスコアが640点くらいあると英語が満点になりました。他大学も同様に、TOEICのスコアが700~800あると、満点評価される可能性が高いです。
※ TOEICスコアの換算は各大学全く異なります。編入試験科目に英語は含まれる大学が非常に多いので、専攻科進学や3年次編入を検討している高専生は早い段階に英語の勉強を始めるのがいいでしょう。
社会のグローバル化の並みを受け、高専でも
などが活発に行われるようになっていきました。
英語の勉強をしていくと、
「留学してみたい」
「海外旅行行ってみたい」
という気持ちが芽生えてきます。
大学生だと、交換留学やグローバル人材になることを目指して志望校を選ぶ生徒は少なくありません。
しかし高専の場合は、留学を目的に高専に進学する生徒はほとんどいないため、国際交流に対する意識が高い生徒は少数派です。
海外研修などの募集が高専であったとしても、応募する生徒はあまり多くありません。そのため、高専主催の海外研修などへの参加が容易になります。
学校主催の海外研修の旅費などは学校が一部負担してくれる場合が多く、お得に海外にいくこともできます。
タイミングや高専の研究室によっては国際学会に参加することできます。
学会とは、自分の研究の成果をポスターまたはプレゼンテーション資料について発表する場のことで、各研究機関や大学、高専から大学教員、高専教員、学生が参加します。
日本で開催される日本語で行われる学会を国内学会といい、日本または海外で開催される英語で行われる学会を国際学会といいます。
国際学会でポスター発表またはプレゼンテーション資料を使った口頭発表をする場合は、ポスター資料、プレゼンテーション資料、発表、質疑応答の対応を全て英語でしなければなりません。
全て英語が行われるため英語が苦手だと非常に苦労します。
文系=英語を使うイメージがありますが、実際は理系の方が英語を使います。
高専出身の多くの学生は、大手企業に新卒入社します。大手企業で求められるのは技術力や専門性だけではなく、語学力や異文化理解力などのスキルも求められます。
特にグローバル志向が強い、メーカーはその傾向が強いです。
英語ができると海外駐在や海外研修に参加する機会に恵まれます。
※ 海外駐在の要件は企業によって異なります。
しかし、社会人になって英語の勉強をするのは非常に大変です。
仕事をして、自炊して、他の資格の勉強をしてさらに、英語の勉強に時間を費やさなければなりません。
当塾にも高専出身の社会人塾生が在籍していますが、
「英語は必ずしも必要ではないけど、英語ができると社内での活躍の選択肢が広がる。英語の勉強にもっと時間を費やしたいけど….仕事と自炊の両立でクタクタになるから学生の時に勉強しておけば良かったと後悔」
といつも言っています。
英語の勉強に遅すぎることはありません。しかし、学生の頃のように時間がある時に勉強すると、企業に就職して、活躍する機会が増えるかもしれません。
ある統計データでは、TOEICの点数が高い人と低い人では年収に100万円ほどの差が出ると示されています。
このデータの信憑性はともかく、語学力があると生涯年収が上がる可能性はあります。
例えば、
大手企業に就職した際に英語力が高く、仕事ができると、
海外駐在に抜擢される可能性が上がります。
海外駐在とは、海外転勤のことです。
日本の会社に入社後、海外転勤を命じられて一時的に海外で暮らしながら働くことを指します。
海外駐在になると、駐在手当が発生します。
企業によって、給与体系が異なるため一概にどれくらい年収が上がるのかは断言ができません。
ただ、海外駐在している人としていない人では数百万年収が変わります。
また、グローバル化を推進している企業で、役職についている人は海外駐在経験者が多いケースもあります。
某企業は、工場長になるには海外駐在の経験が必要とされています。
役職につくと、役職手当が給料に上乗せされるため、年収が上がります。
専門性やスキルが高い高専生だからこそ、英語を勉強することで受ける恩恵は多いように感じます。
私自身も高専2年生の時に英語の勉強をはじめました。
その結果、高専での海外研修、海外インターンシップ、研究留学、語学留学の機会に恵まれ、非常に充実した高専生活を送ることができました。
ぜひ、みなさんも英語の勉強を始めてみてください。
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