【多読のプロが教える】英語多読初心者に気をつけてほしいポイント4つ

多読を始めたけど、頭の中で翻訳してしまう。本も面白くないし、続けられる自信がない。そもそもやり方があっているのかわからない。

多読を始めたばかりの時は、

  • 多読のやり方は合っているのか?
  • 英語を翻訳せずに読めているのか?

と悩みます。

私も多読を始めてまもない頃は、多読のやり方や英語を翻訳せずに読めているのかなど、悩みました。

本記事では、多読に挑戦するときに気をつけてほしいポイントについて4つ紹介しました。

【多読のプロが教える】英語多読初心者に気をつけてほしいポイント4つ
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
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脳の疲れ具合を確認する

多読の中で一番大切なことは、英語を日本語に翻訳せずに読めているか読めていないかという点にあります。

英語をしっかりと翻訳せずに読めているのであれば、理解度が低くてもいずれば英語で英語が理解できるようになってきます。

いくら英語の多読に挑戦しているからといって、全ての文を翻訳していては、本末転倒。

まずは、翻訳せずに読む癖をつけることから始めてみましょう。

もし、

果たして自分は多読をする際に、英語を日本語に翻訳しているのだろうか?
と疑問に感じる方は、
脳の疲れ具合に着目してみてください。
もし、英語を読むときに無意識のうちに日本語に翻訳しているのであれば、1000~2000文字以上読むと脳が疲れてへとへとになってしまいます。

ぜひ、脳の疲れ具合をチェックしてみてください。

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返り読みを防止するために読む速度を意識する

英文の返り読みをしてしまう。

多読を始めて、まもない頃は多くの多読初心者が無意識のうちに英文の返り読みをしてしまいます。

返り読みとは、英語の語順通りに理解するのではなく、日本語の語順通りに英語を理解してしまう読み方のことを指します。

 

英文を日本語に翻訳する際に多くの日本人がやってしまう読み方=返り読みをしている

と捉えても良いでしょう。

例えば、このような英文が文中に出てきた場合、

I am the only one who graduated from university among my family member.

  • 多読
  • 音読
  • スラッシュリーディング

で英語リーディングの学習に取り組んでいる英語学習者は、語順通りに理解していきます。

しかし、返り読みをしてしまう人は、

I am the only one who graduated from university among my family member.

  • I am the only one  : 私だけだ
  • who graduated from university : 大学を卒業した人は
  • among my family member : 家族間で

一単語一単語翻訳していき、日本語に翻訳していきます。

whoはどこにかかっているのだろう
など、ごちゃごちゃ考えてしまいます。
返り読みの癖は英文の読む速度を遅くしますので、多読を行う際は返り読みは行わないようにしましょう。

どうしても返り読みをしてしまう人は、英文を読む速度を早くしてみましょう。

英文の返り読みができないほどの速度で読むと、段々と返り読みをする癖が消えていきます。

辞書は一ページに一単語

多読3原則(多読を行う上でのルール)の一つに、

  • 知らない単語でも辞書引きしない

というルールがあります。

(知らない単語をいちいち調べてしまうと、時間がかかりますし、辞書引きの作業をやり続けると多読そのものが嫌いになってしまいます。)

基本は辞書引きは行う必要性はありませんが、どうしても文中にある英単語の意味が気になると感じる人は、

一ページに一単語だけ、英単語を調べて良い。

というルールを自分に課してみましょう。

面白くない本は必ず飛ばす

面白くない本は読まない。

これも多読三原則の一つです。

しかし、

この本面白くないな。読みたくないな。せっかく、読み始めたんだし、読もう。
と、自分が面白いと感じない本を読み進めようとしてしまう人は多読挑戦者の中で少なくありません。
英語の学習は継続することに意義があります。
自分が面白いとは思わない本を読み続けて、英語を読むこと自体が苦痛になってしまっては本末転倒です。
特に、多読初心者のうちは、
  • もったいない

という気持ちを優先してしまい、面白くない本でも読み進めようとします。

もったいないと思う気持ちを抑えて、自分の好きな本を読む。

時には本を変える勇気も必要です。

まとめ

英語の多読を行う際は多読三原則である

  • 翻訳しない
  • 6~7割の理解度で読む
  • 辞書引きしない

というルールを守りつつ、

以下の4つのポイントに意識を向けてみてください。

  • 脳の疲れ具合を確認する(翻訳防止)
  • 少し早めの速度で読む(返り読み防止)
  • 一ページに一単語の辞書引きをする
  • 面白くない本は読まない

そうすると、徐々に多読が楽しくなっていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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