学生時代にアルバイトをして貯めた数百万円のお金を全て自己投資に回して気づいたこと
大牟田市・博多区・オンラインで少人数個別指導塾を運営しているきただです。
YoutubeやSNS、ネットを見ると...
"自己投資"
という言葉が溢れかえっています。
自己投資とは、ご自身の持つ能力や人間性を成長させるために投資を行うことを指します。投資という言葉から、お金に関するものを自己投資だと考える方もいるかもしれません。もちろんお金を増やすために行う資産運用も自己投資のひとつに当てはまりますが、自身の成長のために時間や労力を費やす場合もあてはまります。ただしお金や時間を単に浪費するだけでなく、将来的にリターンが期待できる物事に取り組むのが自己投資です。
https://life.saisoncard.co.jp/money/wisemoney/post/c817/
自己投資とは簡単にいうと、自分が成長できるためにお金を使うことです。
実は、僕自身学生の頃、自己啓発マニアでセミナーオタクでした。
数万円のセミナーや数十万の講座にお金をかけたり... 学生時代にアルバイトをしたお金を自分が成長するために全て投資していました。
本記事では、学生時代にアルバイトをして貯めた数百万円のお金を全て自己投資に回して気づいたことをテーマに記事を執筆しました。
数年後には、大学生の年齢になる塾生も当塾には少なくありません。
大学生になるとほとんどの学生がアルバイトを始めるでしょう。アルバイトをするということをお金の使い方の自由度が上がります。
向上心が高い生徒は大学生から自己投資や自己啓発にはしる傾向にありますし、社会人になればいやでも自己投資をしないといけなくなります。
自己投資において、何が大切なのかを本記事でまとめましたので、本記事をお役立ていただければ幸いです。
学生時代にした自己投資
まず、僕自身が学生時代にやった自己投資と金額について羅列しました。
・英語の学習用の教材、ソフト、アプリ : ~20万
・自己啓発本や読書 : ~5万
・留学に伴う自己出費 : 30万~50万
・勉強法の講座 : 2.9万
・プロファイリング結果(自己分析の上位互換) : 2.9万
・情報商材 : ~25万
・自己啓発関するセミナー : 30万
・コーチング関係のスクール費用 : ~80万
※ 留学費用は文部科学省や学校の助成金、補助金を活用したため、手出し額は少ないです。
※ 羅列金額は実際に支払った金額よりも少なめに書いています。(あまり、詳しくは覚えていない...)
トータルで100万~200万は使ったのかなと思います。
改めて、自己投資に使った金額を俯瞰してみると...
無駄遣い...もけっこうあったなと感じますし、学生の中では自己投資にお金を費やしていたと思います。
なぜ、こんなにも自己投資にお金を費やしたのか?
今改めてなぜ、こんなにも自己投資にお金を使ったんだろう?
と考えてみたところ...「自己投資をして成長できているのが嬉しかった」のだと思います。
・挑戦できなかったことに挑戦できた
・できなかったことができるようになった
・人とは違う体験ができた
これが全て、快感というか...楽しかったのだと思います。
元々、ストイックに生きることが楽しいと思える学生だったので...多くの時間とお金を自己投資に費やしたのでしょう。
ただ、学生時代の経験から...
無駄金になる自己投資とそうではない自己投資...そして最大の自己投資が何であるのか気づいたので、下に書いていきます。
無駄金になる自己投資
多くのお金を自己投資に費やしてきて...
・セミナーや講座
・情報商材
関係の自己投資は大抵の場合は、無駄金になる可能性あります。
その理由として...
・セミナーや講座、情報商材は高額である可能性が高い
・セミナーや講座に参加しても、実践・継続しないと意味がない。90%の参加者は継続しない。僕もその一人。
・詐欺まがいのセミナーや情報商材も多くある
が挙げられます。
セミナーや講座に参加すると、アドレナリンが出て、「俺って最強」と錯覚してしまいます。
マリオがスターをゲットして無敵になるのと同じですね。
最高の自己投資は"継続"である
これまで多くの時間とお金を費やしてきて...
最大の自己投資は挑戦したことの継続だと感じます。
挑戦したいことの継続...だと少し抽象的ですので、
ぜひ、参考にして欲しい自己投資の判断基準を以下に羅列しました。
自己投資をするときは
・継続できそうなもの
・継続できる仕組みがあるもの
・自分がコントロールできないもの
を基準に選ぶといいでしょう。
① 継続できそうなもの
継続できそうなもの=自分が興味があったこと、好きなこと、習慣になっているもの
僕の場合だと、英語の学習などが継続できそうなものにあたります。英語が好きで学習習慣もあったので続けることができました。
運動が好きな人とかは、筋トレなどはいい自己投資になりそうですね。
② 継続できる仕組みがあるもの
例えば、継続できる仕組みがあるものだと...
ボイストレーニングや筋トレのパーソナルトレーニング、塾などはその一例だと思います。
講師やトレーナーがいますので...サボれませんし、サボると指摘されますので...
継続が苦手な人は、無理のない受講料が支払える何かしらのスクールに通うといいのではないのかなと思います。
③ 自分がコントロールできないもの
自分がコントロールできないものにお金を使うのも投資していいと思います。
例えば、清潔感を出したいとしましょう。
清潔感を出すには、男性の場合は
・美容室に行って自分に合う髪型にカットしてもらう
・眉毛サロンに行って自分に合う眉毛の形にしてもらう
・美容クリニックに行って、何かしらの施術を受ける
などをする必要があると思います。
自分では髪の毛は切れませんし、眉毛も綺麗に整えることは難しいです。
このように、自分ではコントロールできない要素に時間やお金を費やすのもいい自己投資だと感じます。
自己投資の教訓
学生時代の自己投資経験から、僕自身も、自己投資先を選ぶ基準として
・継続できそうなもの
・継続できる仕組みがあるもの
・自分がコントロールできないもの
としています。
何かしら始めたいなと思ったときに、
継続できそうだなと思ったら、とにかく始めます。
一人では難しそうだなと思ったものに関しては、スクールやトレーナーを探します。
自分がコントロールできないものでやってみたいことにも投資をするようにしています。
学生時代の自己投資経験から、今では高額なセミナーに課金することは一切なくなりました。
お金の使い方をなぜ義務教育で教えないのか
不思議だなと思うのが...日本だと、お金の話やお金の使い方の話はタブーとされています。ましてや学校の先生や塾がそれを教えるのは言語道断であるという風潮があります。
でも...お金の使い方を学ぶ
マネーリテラシーを持つことは、二次関数や三角関数を学ぶよりも大切だと思います。
本記事を読んでくださってる保護者の皆さんは、ぜひ息子さん・娘さんとマネーリテラシーについて話す機会を設けてはいかがでしょうか?