きただ塾での有明高専生の学習計画【1年生】

大牟田市の個別指導塾であるきただ塾では、大牟田で唯一、有明高専生に特化した指導を行っています。

そのため、当塾では勉強熱心な有明高専生が多く在籍しているのが特徴です。高専は進学校の数十倍留年しやすいと言われています。また、入学者のうち、25%以上は留年するのが高専の特徴です。

私が有明高専の学生だった頃は、創造工学科がなく、学科制でした。42人物質工学科に入学して、留年せずに卒業したのは32人ほど。他の学科も、それ以上の生徒数が留年していたかと思います。

高専を卒業すると、大手企業に入社することができます。日本は年功序列制ですので、一年留年すると、1000万円を損すると言われています。

せっかく高専に進学したのに、留年してしまうのは...ちょっともったいないですよね。

本記事では、留年防止率100%を誇る当塾の1年生の学習計画について解説しました。なぜ、留年しないのかがご理解いただけるかと思います。

有明高専1年生で苦労する科目

有明高専1年生で苦労する科目は、基礎解析学I、基礎物理学I、化学I、地理、保健です。

有明高専1年生で留年する学生は、基礎解析学I、基礎物理学I、化学I、地理、保健の科目の成績が芳しくなく、留年するか、これらの科目に学習時間を割いたがために、他の科目を学習できず、全体的に成績が芳しくなく留年する傾向にあります。

逆を言えば、基礎解析学I、基礎物理学I、化学I、地理、保健を余裕持って対策すれば、100%進級できるわけです。

①前期中間テストまでの対策

基礎物理学Iと化学Iの予習を2週間程度で完成させます。ですので、4月から通塾される場合は、課題試験が終わった4/7頃から、4/21までで2科目の予習が終わります。その後、物理学と化学Iの小テストを行いながら、並行して、解析学Iの復習と予習を始めます。解析学Iは5月10日頃に予習が終わり、その後、小テストを行います。

5月中旬には理科基礎の小テストを行い、試験2週間前には理系科目がほぼ100%理解できている状態に仕上げます。

地理や保健、その他の科目は暗記科目ですので、時間を費やせば費やすほど点数が上がりやすくなります。

②前期期末テストまでの対策

前期中間テストが6月上旬に終わりますので、試験が終わったら、試験の振り返りを行います。

何が得意で、何が苦手で、何が原因で点数が取れて、取れなかったのかの原因を分析します。その後、6/25までに、基礎物理学Iと化学Iの予習をさせ、前期期末テストまでの範囲を全て終わらせます。その後、7/10までに解析学の予習を行い、7/20までには、理系科目の小テストを行います。

③夏課題試験の対策

8/5~8/20頃まで休塾日になります。

※ 当塾は年間46回授業で、祝日なども授業を行っています。ですので、まるまる2週間を休塾日としています。

8/20頃から塾の指導を開始し、9/4には後期中間試験の範囲である、基礎物理学Iと化学Iの予習を終わらせます。その後は夏休み明けまで、課題試験の対策を行い、課題試験での高得点の獲得を目指します。

①〜③の繰り返し

このように、予習が難しく、授業の内容が難しい理系科目を中心に徹底的な予習指導を行い、小テストで80点以上取らないと再テストを行う方式で指導しています。

そのため、わかった気になってしまうのを防止します。

また、高専生の特徴として、夏休み以降に成績が悪化してしまいます。そうならないように、夏休みも通塾してもらい、予習の指導を行います。

※ 後期中間、冬課題試験、学年末試験までの学習計画も同様ですので、割愛します。

ちょっとスパルタな塾のカリキュラム

きただ塾には、他塾からの転塾生や中学生の頃に塾に通っていた有明高専生が多いので....塾生たちが口を揃えていうのが...

「以前まで通ってた塾よりも大変」

「ちょっと、カリキュラムがおに(笑)」

と言われます(笑)。

それでも、ほとんどの塾生が課題やカリキュラムをこなして、どんどんと実力をつけていきます。

その恩恵として、高専生が口を揃えていうのが、「試験勉強がだいぶ楽になった」とのことです。

私も経験がありますが、高専の試験は科目数が多い上に、難しく、試験で点数を取らないと留年してしまうという精神的な重圧も大きいです。

ですので、いかに、試験を楽に乗り越えるかはとても重要です。

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