自分で勉強ができる生徒の場合の塾の役割(僕の仕事)
数多く生徒を見てきて、天才型の生徒も50人に一人くらいの割合でいます。
ある程度難しい参考書や高校受験問題は塾講師側が何も解説しなくても解けます。解けなくても解説書を見て、理解します。
では、このような場合の生徒はどのように指導する必要があるのでしょうか。
当塾の例を参考に解説します。
まず前提として、
塾=勉強を教えるところ
という認識が一般的ですし、多くの学習塾は勉強を教える場所としての機能がメインです。
しかし、塾というのは
・塾生が使う参考書分析(教材研究)
・志望校の過去問分析
・学習順番の考案
・学習 / スケジュール管理
・勉強法の指導
なども行います。
少なくとも、当塾では...上記のことはやっています。
天才型の塾生の場合は、学習指導をすることはほとんどありませんが...
(ありませんというと語弊があります。学習指導がありませんというよりも指導する必要がないです。)
学習管理 / スケジュール管理、勉強法の指導・提案、学習順番のアドバイス、過去問の使い方などをメインに指導します。
当塾ですと...
天才型の塾生は毎日、勉強した内容を写真やチャットで送ってもらっています。
そして、「次はあれしよう 」、「それが苦手だとこの勉強法がいいよ」とアドバイスするのです。
勉強が得意なのと、学習管理能力が高いはまた別なのです。
自分で勉強ができてなおかつ、学習管理やスケジュール管理ができる生徒はほとんどいません。一人では難しい場を学習塾は補うのです。