教えすぎも良くない
きただです。 小学生・中学生の場合は当塾に入塾して1~3ヶ月は教えすぎなくらい教えて、徐々に自立して勉強ができるような指導を心がけています。 塾で指導できる時間は短くて一週間に100分(週1指導)、多...
2026年10月26日きただです。
今回のブログでは、大学進学を見据えた私立高校の選び方について解説します。
なお、今回のお話は、大牟田市・荒尾市周辺にお住まいで、将来的に大学進学を考えている中学生を対象としています。
私立大学への進学を考えている場合、必ずしも私立高校の最上位コースに進学することが正解とは限りません。
今回は、その理由についてお話しします。
大牟田市周辺では、私立高校の授業料に対する支援が拡充された現在でも、公立高校への進学を希望するご家庭が多い印象です。
ちなみに、いわゆる「私立高校無償化」は、私立高校に通うための費用がすべて無料になる制度ではありません。
入学金・施設費・制服代・教材費などは別途必要になるため、私立高校の方が公立高校よりも総費用が高くなるケースもあります。
さて、大学進学を目指す中学生の場合、公立高校では三池高校や伝習館高校を第一志望とし、私立高校では大牟田高校や柳川高校などを併願するケースがよく見られます。
私立高校には複数の進学コースが設けられていることが多く、同じ高校でもコースによって授業内容や進路指導の方針が異なる場合があります。
そのため、単純に「合格できるのであれば、できるだけ上位のコースに出願した方がよい」とは言い切れません。
まず、大学受験の仕組みについて簡単に説明します。
国公立大学の一般選抜では、大学入学共通テストと各大学の個別試験に対応する必要があります。
そのため、文系であっても数学や理科を、理系であっても国語や社会を勉強する必要があるなど、幅広い科目の学習が求められます。
一方、私立大学の一般選抜では、特に文系学部の場合、英語・国語・社会などの3科目で受験できる大学が多くあります。
つまり、国公立大学と私立大学では、受験に向けた勉強の進め方が大きく異なるということです。
例えば、私立文系大学への進学を希望している生徒が、国公立大学への進学を重視したコースに在籍している場合を考えてみましょう。
学校では数学や理科なども幅広く学習する必要がありますが、実際の大学受験ではそれらの科目を使用しない可能性があります。
もちろん、受験で使用しない科目を学ぶことにも意味はあります。
しかし、大学受験という観点から考えると、受験科目を絞って学習した方が効率的な場合もあります。
特に難関私立大学を目指すのであれば、英語・国語・社会など、それぞれの科目で高い学力が求められます。
そのため、私立大学への進学を希望している場合、国公立大学向けのカリキュラムが必ずしも最適とは限らないのです。
なお、私立理系大学や共通テスト利用方式などでは必要科目が異なるため、志望大学・学部の入試方式に合わせて考える必要があります。
一般的に、私立高校の進学コースでは、上位コースほど難関国公立大学への進学を意識したカリキュラムが組まれる傾向があります。
一方、それ以外の進学コースでは、私立大学への進学や学校推薦型選抜など、幅広い進路に対応している場合があります。
ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、すべての高校に当てはまるわけではありません。
例えば、大牟田高校には誠進コースと特進コースがありますが、両コースで共通するカリキュラムもあります。
したがって、単純に「誠進コースは国公立大学向け」「特進コースは私立大学向け」と区別することはできません。
柳川高校や明光学園についても同様に、コース名や偏差値だけで判断するのではなく、実際の教育課程や進路指導の方針を確認することが重要です。
私が特に伝えたいのは、上位コースだからといって、すべての生徒にとって最も大学受験に適した環境であるとは限らないということです。
私立大学への進学を考えている場合、一般選抜だけでなく、指定校推薦も重要な選択肢になります。
指定校推薦とは、大学が指定した高校に推薦枠を設け、高校内で選考された生徒が出願できる制度です。
大学が定める出願条件を満たすことに加え、高校内での選考を通過する必要があります。
ここで重要になるのが、高校での成績です。
指定校推薦の校内選考では、評定平均や学習成績の状況などが重要な判断材料になります。
もちろん、出席状況や活動実績、人物評価などが考慮される場合もあり、単純に成績だけで決まるわけではありません。
しかし、高校3年間を通して良好な成績を維持することが、指定校推薦を目指すうえで重要であることは間違いありません。
そして、この点を考えると、必ずしも上位コースへの進学が有利とは限らないのです。
例えば、ある私立高校に上位コースと一般進学コースがあるとします。
上位コースには学力の高い生徒が集まるため、定期考査で上位の成績を維持することが難しくなる可能性があります。
一方、一つ下のコースであれば、学力的に余裕を持って授業を受けられ、良好な成績を維持しやすくなる場合があります。
もちろん、定期考査の難易度や評定の付け方は学校・コースによって異なるため、必ずしも下位コースの方が高い評定を取りやすいとは限りません。
それでも、指定校推薦を目指す場合には、こうした視点を持つことが重要だと思います。
例えば、上位コースに進学して成績が中位程度になる場合と、一つ下のコースに進学して上位の成績を維持できる場合では、後者の方が指定校推薦の校内選考で有利になる可能性があります。
ただし、ここには大きな注意点があります。
それは、指定校推薦の対象となる大学や推薦枠の利用条件が、コースによって異なる場合があるということです。
高校によっては、学校全体で推薦希望者を選考する場合もあれば、コースごとに利用できる推薦枠が異なる場合もあります。
また、上位コースでは一般選抜を重視し、指定校推薦の利用に一定の制限を設けているケースもあります。
そのため、希望する大学の推薦枠がどのコースから利用できるのか、事前に確認する必要があります。
この点を確認せずに、指定校推薦を取りやすくする目的だけでコースを下げることはおすすめしません。
ここまで、指定校推薦を目指す場合には、一つ下のコースへの進学も選択肢になると説明しました。
しかし、指定校推薦だけを前提に高校やコースを選ぶことにはリスクもあります。
まず、指定校推薦の枠は毎年必ず同じとは限りません。
入学時には希望する大学の推薦枠があったとしても、3年後にも同じ推薦枠があるとは限らないのです。
また、希望する大学の推薦枠があったとしても、校内で複数の希望者がいれば選考が行われます。
そのため、指定校推薦を希望していても、必ず利用できるとは限りません。
さらに、一般選抜に向けた学習が十分でない場合、指定校推薦を利用できなかった際に進路選択の幅が狭くなる可能性もあります。
したがって、指定校推薦を目指す場合であっても、一般選抜に対応できる学力を身につけておくことが大切です。
【国公立大学への進学を希望している場合】
国公立大学の受験に必要な科目を十分に学習できるコースを選ぶことをおすすめします。
特に難関国公立大学を目指す場合は、上位コースの方が授業の進度や学習環境の面で適している可能性があります。
【私立大学への進学を一般選抜で目指す場合】
志望大学の受験科目に合わせて、効率的に学習できるコースを選ぶことが重要です。
必ずしも上位コースにこだわる必要はなく、私立大学受験に適したカリキュラムが組まれているのであれば、一つ下のコースも十分に選択肢になります。
【私立大学への進学を指定校推薦で目指す場合】
指定校推薦の対象大学や校内選考の仕組みを確認したうえで、良好な成績を維持できるコースを選ぶことが重要です。
希望する大学の推薦枠を利用できるのであれば、あえて一つ下のコースを選ぶことも合理的な判断だと思います。
【大学進学は考えているものの、志望大学が決まっていない場合】
現時点で受験科目を絞りすぎず、国公立大学・私立大学のどちらにも対応しやすいコースを選ぶ方がよい場合があります。
高校入学後に志望大学が変わることも珍しくありません。
そのため、進路が決まっていない段階では、将来の選択肢をできるだけ残しておくことも大切です。
きただです。 小学生・中学生の場合は当塾に入塾して1~3ヶ月は教えすぎなくらい教えて、徐々に自立して勉強ができるような指導を心がけています。 塾で指導できる時間は短くて一週間に100分(週1指導)、多...
2026年10月26日
きただです。 勉強の遅れを取り戻すには時間と根気が必要です。 塾は病院ではありませんので、薬処方して寝ていれば治るとかはないのです(涙) 親御さんのご協力・本人の努力・塾の指導 さまざまな歯車が噛み合...
2026年09月30日
きただです。 当塾は年間授業回数を46回に設定しております。 年末年始・3月・GW・7月・お盆・10月に一回ずつ授業がお休みで、それ以外の日にちは祝日問わずに授業をしています。 来年からは、 年間授業...
2026年09月24日
きただです。最近の高校生を見ていると、勉強の中でAIを使うことがかなり当たり前になってきました。 数学の問題が分からなければAIに聞く。英文の意味が分からなければAIに聞く。化学や物理の問題でも、解き...
2026年09月20日