重く考えない大切さ...重たく考えないようにするには?
大牟田と博多で個別指導の英語塾・進学塾・有明高専生専門塾を運営しているきただです。
元々コーチングなどを習っていたことがあり、その繋がりでコーチやカウンセラーとの繋がりもあるのですが....会うたび会うたび...
カウンセラーやコーチの方々から
「きただ先生って、なんだか軽いですよね〜笑」
と言われます。
この軽いというのはチャラいとか発言が軽いとか、そういうのではなく、
「重たい話が一切なく、重い話ですら、軽く話すから、何事も重たく考えてなくて、ポジティブなんだな」
という意味のようです。
ちなみに、敏感なカウンセラーの方は、
悩みが重たい人の話を聞くだけで、頭痛がするとのこと...
超敏感なカウンセラーさん曰く、
「私、普通は人と長時間話せないんですよ...頭痛がしてくるので... ただ、きただ先生とは数時間話しても頭痛がしないので、本当に軽いんだなーと思います。本当に珍しいです...」
らしいです。
本記事では、
何事も重く考えない大切さと重く考えないようになるためのヒントについて解説しました。
特に保護者の方は息子さん、娘さんのことで悩むことが多々あるかと思います。
子育てのヒントになれば幸いです。
なぜ、人は悩むのか?
悩みはまるで重たい鎧です。
悩めば悩むほど、重たい鎧が強固になっていって、重たい鎧を脱ぐのも大変になります。そしても悩みが重くなった結果、
・価値観が狭い人
・重たい人
と言われるようになるのです。
では、なぜ人は悩むのでしょうか?
人が悩むのは、
思考をする
からです。
例えば、お子さんの成績について考えようとすると...
いろんな思考が巡ります。
「なんでこの子は勉強ができないのかしら」
「勉強法が悪いのかしら」
「遺伝子が悪いのかしら」
「才能がないのかしら」
思考を始めてば思考は止まりません。思考をすればするほど、思考は悩みに変換され悩みがどんどんと頭の中を巡り、蓄積してきます。
まさに思考は堂々巡り。
そして、悩みの数が多くなればなるほど、鎧が重くなっていき、どんどんとしんどくなっていき、不自由な考え方をしてしまうようになります。
悩むとどんな影響を周りに与えてしまうのか?
人はお互いに影響を及ぼしあう生き物です。
そのため、お父様の価値観や考えは息子・娘さんに影響を及ぼしますし、お母様の悩みも息子・娘さんにも影響を及ぼします。そして、子供時代は特に敏感のため、親御さんの影響をダイレクトに受け取ってしまいます。
三つ子の魂100まで
ですので、子供時代に身についた価値観や考え方、思考の癖はなかなか払拭できるものではありません。
また日本語には
・類は友を呼ぶ
・似たもの同士
・蛇の道は蛇
があります。
同じような人の周りには自然と同じような人が集まります。
経営者の友達は経営者
と言われますが、まさにそうですね。
日本語のことわざに、上記したことわざが残っているということは、
昔の人も、人は影響を及ぼしあい、似たようなものになる
というのを本能的に知っていたのでしょう。
すなわち、
お父さん・お母さんの価値観や考え方は息子・娘さんに良くも悪くも影響を与え、息子・娘さんの交友関係やキャリア、将来にまで大きな影響を及ぼすのです。
重たく考えないためのヒント?
悩みの出発点は思考です。そして、悩めば悩むほど、その悩みは重たくなり、ご自身の考え方や価値観にまで影響を与え、それが、息子・娘さんの将来の生き方にまで影響を及ぼします。
逆に悩みがほとんどない人は、比較的自由度の高い考え方やものの見方ができ、それが、息子・娘さんに受け継がれます。
では、どうすれば悩みが減り、重たい状態から脱却できるのでしょうか?
まず前提として思考やマインド、価値観の変容には時間がかかります。
一般的には、行動習慣が身に付くには1ヶ月、身体習慣が身に付くには3ヶ月、思考習慣が身につくには6ヶ月かかるとされています。
重たく考えないようなマインドセットだったり、価値観への変容は思考習慣に近しいため、身につくまでに時間がかかるのです。
僕自身も思考の変容や価値観形成には...ものすごく時間がかかりました。
・10カ国近くの国に旅行に行ったり、留学したりして、日本の常識は海外の非常識だということを体感
・コーチングスクールに4~5年通い、思考などの変容に取り組む
・東京にいる経営者(恩人)に経営のノウハウや経営者としての思考法などを学ぶ
これからもどんどん試行錯誤して、価値観やものの見方、人間性などをアップデートさせていかないといけないと思っています。
では、悩みが減り、重たい状態から脱却するヒントについて書いていきます。
悩みが増えたり、どんどんと悩みが重くなるのは、思考をし続けるからです。ですので、その真逆のことをしていかないといけません。
思考の逆は、考えないのではなく、感性を磨いていくことです。
感性を磨くことで、徐々に悩みや重たい状態から脱却していきます。
感性を磨くには...
・植物を育て、植物の成長の変化に気づく
・動物と触れ合う
・自然が多い場所に行き、自然の雄大さを感じとる
・美術品などを観察する
などをしていかないといけないのです。
感性を磨くことで、当たり前の幸せに気づき、困難なことがあっても、めげなくなります。
そして、思考をする時間と感性で大事にする時間のバランスが保たれたときに、悩みが一気に減るのです。
実は、
感性を磨く
というのは、価値観や考えを変容させるための一端にしか過ぎません。
ぜひ、悩みが重たいなと実感がある方は、悩む時間を感性を磨く時間に当たられたらどうでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございます。