コーチング型学習指導とは?[アウトプット型学習は考える力を養います]
- コーチング型学習指導が気になる
- コーチングとティーチングの指導が気になる
- 当塾が提供しているコーチング型学習について知りたい
このような方向けの記事になっています。
コーチングとは?
コーチングとは元々、海外で誕生した言葉・概念です。
英語では
coach(コーチ)
と言いますが、
語源は
乗合馬車・馬車(coach)
だとされています。
電気もない、車もない、自転車もないそんな時代の人にとって、馬車は徒歩以外の交通手段でした。
- 人の輸送
- 物流
を支えていた馬車(coach)は"大切なものを届ける・目的地まで送り届ける"
という意味を持っています。
生徒自身が考える力を養うコーチング型学習指導
みなさんが、
- 小学校
- 中学校
- 高校
- 大学
と進む中で、多くの方はティーチング方式(教える型)の授業を受けて来ています。
- 先生が説明する
- 先生が授業をする
- 塾の先生が解説する
これら全て、ティーチング型の学習です。
対して、コーチング型学習(自ら考える型)とは、生徒のわからないところ・理解していないところを自ら考えてもらい解決に導く指導法です。
こう書いてしまうと、
- 生徒が解ける・解けないかのギリギリの範囲内でのヒントを渡す
- 生徒が自分で解けるように質問をしながら一緒に問題を解く
など、
生徒が真の意味での学力をつけるために打って付けの指導法です。
生徒が思考停止に陥りやすいティーチングとは違って、生徒が自ら答えを導くコーチングは生徒自身の考える力を大きく養います。
ティーチング・コーチングの具体例
ここでは具体例を出して説明します。
生徒Aさんが現在完了形(英語中三の範囲)がわからなかったとしましょう。では、実演。
ティーチングの場合
コーチングの場合
コーチング型指導のメリット
そもそもなぜコーチング型指導を行っているかについてご説明します、
コーチング型指導にはいくつかメリットがあります。
① わかったつもりの状態を防止する
生徒に説明したり、解説したりすると、多くの生徒は、
「わかりました。」
と答えます。
でも、いざ問題を解かせてみると、、全く解けない。
そして、
「大丈夫??理解できた??」
と聞くと、首をコクっと傾げます。
ティーチングでは、生徒がわかったつもりになってしまいますが、コーチングはそれを防止します。
② アウトプット型のため頭に残る
生徒に質問をすることで、生徒は必ずアウトプット(答える)をしなければなりません。
思考・考えはアウトプットすることで整理され、アプトプットすることでインプットよりも記憶に残ります。
③ 思考停止にならない
ティーチングではどうしても生徒自身が思考停止状態になってしまいます。
先生の説明を聞いて、安心してしまい、理解していないことにも気づけない。
生徒に質問して生徒に考えてもらうことで、思考力や理解力を養うことができます。
生徒に応じた指導を
ここまでコーチングのメリットをたくさん説明してきました。
ですが、コーチングが使えない場合もあります。
それは、
- 生徒が全く理解していない場合
こんな時は、懇切丁寧に解説してまずは理解してもらうように努めています。
コーチング指導の割合を上げつつ、コーチングのデメリットをティーチングでカバーする。
そのように当塾では指導しています。
学習指導以外にもコーチングを用いています
当塾では、生徒のメンタルケアや悩み相談もしております。
その中で、問題ごとを解決するさいにもコーチングを行っています。