【英語できる理系はやっぱり無敵】理系が英語ができるようになるメリットとは?

  • 理系だけど、英語は必要?
  • 『理系は英語すべき』とよく言われるけど、実際はどうなの?
  • 理系が英語を勉強するメリットを教えて欲しい
  • 企業の面接で、TOEICの点数が高いと優遇されるのかな?

本記事はこのような疑問を解決するために執筆された記事です。

北田塾
結論からいいますと、理系は英語を勉強した方がいい。自分自身も英語の恩恵を受けた身なので、かなり英語ができる状態にすべきだと思います。(個人的な意見)
僕自身は高専の化学系出身で、研究留学をしていた時も、膜の研究をしていたためゴリゴリ理系です。
ただ、高校二年生のときに英語にどハマりしてしまい、
今では、英語塾を経営し、
  • 塾で英語のスパルタ指導
  • 化学、物理、数学などの個別指導

を行なっています。

【英語できる理系はやっぱり無敵】理系が英語ができるようになるメリットとは?

研究留学に行きやすくなる

研究留学

(写真の画質はよくはありませんが、)

研究者、理系学生なら誰もが研究留学を一度は夢見るのではないでしょうか?

  • 海外の研究者との共同研究
  • 世界最先端のラボでの研究
  • 日本とは違ったラボ文化
  • 日本とは違った生活・食文化

英語をハマったことがきっかけで、高専の3年生くらいの時から漠然と、

アメリカに研究留学に行きたい
と思い、研究留学体験談・研究留学に関する情報を集めていました。
(大学院は海外に行きたい。と研究留学に憧れを抱いていました。)
その数年後に、縁があって海外で研究する機会をいただきました。
もし、英語の勉強をしていなかったら、
  • 海外で研究したい
  • 海外留学したい

という発想には至らなかったと思います。

英語が結んだ、研究留学と言っていいほど、英語は僕自身の生活に多大な影響を与えました。

また、運が良く英語の学習しっかりとやっていたおかげで、現地の言葉は一切上達しませんでしたが、

ラボメイト、大学内で困ることは一回もありませんでした。

学術論文を読むのもお手のもの

論文

文系学生(国際、語学系以外)よりも理系学生の方が、英語に触れます。

総合大学では、4回生になって、研究室に配属されます。

高専だと、大学二回生の年齢で、研究室に所属し、研究活動が始まります。

ラボに配属されてから理系学生を待ち受ける最初の洗礼に大抵の学生は苦労します。

はい、

学術論文を読むことにです。

研究室の先輩や先生たちに論文の探し方の指導を受け、半強制的に読み始めなけれなりません。

  1. 論文検索サイトでタイトルを入れて検索する
  2. 多くの論文から、役に立ちそうな論文を選ぶ
  3. 読む
  4. 役に立たなかったら、再度探し直し
  5. 読む

理系学生・研究者はこのような過程で、論文と向き合いますが、

英語に対して、苦手意識が強いと非常に苦労をします。

(英語で論文を検索するのでさえ、億劫)

英語が好きな理系の場合は、論文を読むことに対して一切の抵抗がありません。

むしろ、

  • 専門分野の勉強
  • 研究に知識が活きる
  • 英語の勉強
  • 英語論文の書き方の勉強
  • 語彙増強

ができ、一石五鳥と感じながら論文を読み続けます。

(英語を勉強するのではなく、英語で勉強することは英語狂いにとって、とびついてでもやりたい作業です。)

論文紹介の時も楽々

研究室・ラボに配属されると論文紹介をする機会が多くなります。

自分が行なっている研究と類似している研究・同じ分野の研究の論文を

  1. 探し
  2. 読み
  3. スライドにまとめる
  4. プレゼンテーションで発表する

英語が得意・苦手

どちらにしても手間のかかる作業ではありますが、

英語が得意な方が、圧倒的に少ない時間数で終わらせることができます。

英語が得意と、読みながら資料の作成ができますが、

英語が苦手だと、翻訳をして、情報の整理をして、資料を作成しなければなりません。

国際学会での発表もお手のもの

海外学会

研究留学の機会をいただいたて、海外の滞在しているときに、

今後ある国際学会で口頭発表しない?
と当時のラボのボスから言われ、国際学会で口頭発表をする機会がありました。
「なんで、申し込んだんだろう」と国際学会の一週間前から自問自答を繰り返すくらい、緊張したイベントでしたが、
いい経験になりました。
英語で研究分野について話すことに、慣れ始めた時期ではあったため、英語に関しては一切苦労することはありませんでした。

英語の授業は授業聞かなくても高得点

英語は毎日トレーニングを積むと、時間はかかりますが、伸びます。

そうすると、

英語の授業とテストが非常に楽になります。

特に、

  • 専門教員が開講している技術英語系の科目
  • 多くの学生が受講している教養レベルの英語科目

はほとんど勉強せずに、高得点を取ることができます。

例えば、その教室のTOEICの平均点が450点として、一人だけTOEIC860点の学生がいた場合、大学の先生からすると、8割の学生には単位を取得して欲しいため問題が易しくなってしまいます。

特に、高専だと英語が苦手な学生が非常に多いため、総合大学よりもテストや授業が楽になります。

テスト期間中にほとんど英語の勉強をする必要はなく、専門科目の学習に打ち込むことができます。

就活の際に、優遇される(実例)

僕自身、大学3回生(専攻科一年)が終わって、一年休学して研究留学に行きました。

一年間の留学を経て、大学4回生(専攻科二年)から復学しましたので、すぐに就活が始まりました。

やはり、面接で聞かれたことは

英語どうやって勉強しているの?
海外駐在興味ない?
どの国が一番よかった?また、その国が日本から学べることはある?
多様性についてどう思う?
など、海外や文化に聞かれることが非常に多かったです。
  • 自分のこと
  • 自分が体験したこと

を答えるだけでいいので、面接でもそこまで苦労することはありませんでした。

(英語のことしか聞かれなかったと、英語が得意な理系が口を揃えていうことです)

理系✖️英語

は強いな

と肌で実感しました。

会社に入ると、海外駐在に行きやすくなる

私自身は、学校を卒業と同時に、フリーランスとして働き始めたため、海外駐在の経験はありません。

ただ、

面接が終わった後に、

きただ君には、海外駐在に行ってもらいたい
と海外駐在について話されていたため、
「行って欲しいのかな?」
と思いました。
単純に、理系は英語が未だ苦手な人が多い傾向にあるため、海外駐在に行きたいと思う人の方がマイナー。
周りから話を聞く限り、海外駐在に興味がある人の方が圧倒的に少ないです。
英語ができる
というイメージを持たれれば、海外駐在の話を降りてくるかもしれません。

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