実はボイトレ(話し方のレッスン)に通っています
大牟田と博多で個別指導の英語塾・進学塾・有明高専生専門塾を運営しているきただです。
実は大人の習い事ということで、ボイストレーニング(話し方のレッスン)を月に一回うけています。
「歌手でもないのになぜ、ボイストレーニングを受けているの?」
と思われる方も多いと思います。
ボイストレーニングに通っている理由
僕自身元々、
・吃音症
・カラオケ恐怖症
があり、自分の話し方や声に対してコンプレックスがありました。
話し方や声に対してコンプレックスがあるのにもかかわらず、
塾生からは、
「先生の教え方めちゃわかりやすいです」
仕事仲間や取引先からは、
「きたださんの話し方はすっと話が入ってくるので毎度感動します」
話のわかりやすさをベタ褒めされることが多々ありました。
自分としては、
「声とか話し方にコンプレックスがあるのに、なんでこんなに褒められるんだろう...」と疑問に思うと同時に、
「声や話し方をさらに磨けば、もっと塾生が勉強がわかってくれるかも」と思うようになりました。
自分の声や話し方に対するコンプレックスの解消や、もっと塾生が勉強がわかるような教え方ができるようになるといいなと思い立ち、ボイストレーニング(話し方の学校)に通うようにしました。
ボイストレーニングの内容と効果
ボイストレーニングでは、
・発声の仕方
・口や鼻腔、喉の使い方
・朗読
などを通して、人体の構造的に正しい発話や発声の仕方を身につけていきます。
毎日、外郎売という江戸時代の詩の朗読や歌を歌ったりして、発声の練習をしています。
まだ、ボイストレーニングに通い始めて、数ヶ月ですが...
声や話し方に対してのコンプレックスが薄れてきて、カラオケ恐怖症が治ってきました。
塾生から、
「そういえば、先生って日本語がさらにうまくなりましたよね」
と言われるようになり、一定の効果が出始めているのかなと思います。
※ 指導をするときも意識的にゆっくりとはっきりとした声で説明することが心がけれるようになり、昔に比べてわかりやすくなっていのかなと...
苦手が"できる"になることが人の役に立つ
得意なものを得意にすることは非常に素晴らしいことです。
でも、苦手が"できる"、"得意になる"ことは、得意なことをさらに伸ばすよりも尊いものだと感じます。
今、塾にはお勉強が得意な塾生もお勉強が苦手な塾生もいます。
勉強が得意な塾生がどんどんと学習を進めれているのはもちろん素晴らしいです。
その一方で、
これまでお勉強に向き合ってこなかった塾生や勉強が苦手な塾生が、必死になって勉強にくらいついているのを目の当たりにすると、
心から、「すごいな」
と思います。
苦手なことに挑戦するのって....とても大変なこと。僕もボイストレーニングに通い始めるまで葛藤しましたし、練習サボりたいなと思う時なんて...たくさんあります。
そして、よく思うのが...
苦手が"できるようになる"経験は必ず人の役に立ちます。
得意なものをさらに伸ばすよりも、苦手なものができるようになる
経験の方が多くの人の役に立つのです。
僕自身、実はあまり、中学生のときなどは学習の効率はいい方ではありませんでした。ですので、学校の成績は努力であげてきました。
(当時は「要領いい人羨ましい」とずっと思っていました...笑)
同級生よりもたくさん勉強しないと点数が取れないから、テスト勉強をきちんとやることは当然のことながら、
・暗記法の調査・実践・改善
・勉強法の調査・実践・改善
などもやっていました。
その結果、成績は向上していき、
今当塾に通ってきてくれる塾生の学習指導だけれはなく、勉強法や暗記法などのサポートも可能になっています。
苦手意識があるもの
苦手なこと
を改善しようとするその過程で身につけたものは必ず誰かの役に立ちます。
英語のスキル面でいうと、僕自身は元々リスニングの才能がありませんでした。
実際に高校1年生の時の英語実力試験の結果は学年でも真ん中より下でした(笑)。
でも、その2年後には学年で留学生の次に英語ができるようになり、そのさらに1年後には留学生とも遜色のない英語力を身につけることができました。
塾生には、苦手が"できる"経験をたくさん増やして、そして塾生が大人になった時にその成功体験がまた誰かの役に立てばいいなと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。