塾に行っても成績が伸びない生徒の特徴10選[5年間生徒を見てきて思ったこと]

  • 1年間も塾に通っているのに成績が伸びないわ
  • 塾に行って成績が伸びる人の特徴を知りたい
  • どうしたら成績が伸びるのしら

本記事は、こんな疑問や悩みを解決するために執筆した記事です。

塾に通って、成績が伸びるか伸びないからは生徒次第です。

たまに、

この塾伸びないわ。塾変えようかしら
と思っている人もいますが、それは半分正解で半分間違っています。
塾の制度やカリキュラム上、生徒と合わなかったら塾を変えるべきです。
しかし、生徒自身も自分の学習への取り組む方を見直していかないといけません。

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、もし思い当たる節がるなら改善しましょう。

下に書いたことをならないように改善していけば必ず成績は伸びます。では、早速塾に通って成績が伸びない生徒の特徴について説明していきます。

先生に問題を解かせようとする生徒

塾の教材やプリントに取り組む中で、先生に問題を解かせようとする生徒がちらほら見受けられます。

わからないところや自力で理解できない箇所は先生に丁寧に解説してもらうべきですが、そうでない限りは、自力でやらないと成績は上がりません。

 

先生、この問題解いてください。
ヒントは渡しますけど、解きません。僕は別にテストを受けるわけではありませんから。
先生、これ全部翻訳してください。
できるところは自分でやりましょう。
だって、親が訳は塾の先生に教えてもらえっていたったもん
それだと力がつきません。ヒントは渡しますけどね。
という問答が年に何回かは繰り広げられます。
自分でやりましょうね。(笑)

丸付けを適当にやって、やり直しをしない生徒

丸付けをやって、間違ったところの解答・解説を読まずに、間違えた問題のやり直しをしない生徒もなかなか成績は上がりません。

テストで点数を取るのは実はそう難しいことではありません。

自分のわからない問題・解けない問題が100%なくなれば、90点以上は取れます。(凡ミスでプラマイ10点)

点数を落とすということは、その問題が解けていないか、もしくは問題の読み間違えが原因です。

わからない箇所を減らすには、間違えた問題の解答・解説を読む込み、知識のアップデートをして、次回は同類の問題で間違えないようにすることです。

 

理解したつもり・解けるつもりになっている生徒

  • 知っていると理解している
  • 理解していると解ける

はイコールではありません。

 

学習サイクル

知る:インプットの段階(それ聞いたことがある)

理解している:アウトプットできる段階(人に説明ができる)

解ける:理解してさらに、問題慣れている段階

テストで点数を取るためには、学習サイクルのなかで、習うから問題を解ける段階まで達ないといけません。

知るの段階で止まっている生徒はテストの時に、

なんかこれ知っているかも
と思うだけで、実際に問題を解くことができません。
理解の段階で止まっている生徒は、問題自体を解くことはできますが、問題慣れしていないため、スピーディーに問題を解くことができませんし、問題の捉え間違えをしてしまう可能性が非常に高いです。
必ず、習うから解ける
の段階まで持っていくことが大切です。

塾だけでしか学習しない生徒

塾での学習時間なんてたかが知れています。

週にせいぜい多くても5時間程度でしょう。

正直に言うと、

一週間で5時間ほど学習しても爆発的に成績は上がっていきません。

中学生なら最低1日に一時間は確保しましょう。

先生の使い方が下手くそな生徒

先生の使い方が上手い生徒は、

自分が集中したいときは、全く先生を呼ばずもくもくと勉強をし、解答解説を読んでも理解できないところだけを先生に聞き、勉強に疲れた息抜きに先生と雑談しリフレッシュし、勉強法や学校では習わないレベルのところ(学校の先生に聞けないところ)まで質問する。

こんなことをやっています。

逆に先生の使い方が下手くそな生徒は上とは全くの逆のことをやっています。

生徒は先生をしっかりと使いこなしてください。

先生を使い倒してください。

塾に時間潰しに来ている生徒

  • 塾に来ても寝てる
  • 一時間半で数問しか進んでいない
  • 友達とお話をするために来ている(勉強している生徒もいます)

つまり、塾に時間潰しに来ている生徒。

こういったことをしている生徒もなかなか成績が上がりません。

友達とお話をするために来ている生徒は、メリハリをつけてやっている生徒もいますが、友達と話して全く進まない子もいます。

友達と同じ塾にはいかない。

これも成績を上げるための一つの手かも知れません。

世間話をする男性のイラスト

学習定着の悪い学習法をしている生徒

  • ノートに問題と答えを全て写している生徒
  • テストノートを作るがそれに労力を注ぎ込み、全く覚えていない生徒
  • 復習を全くしない生徒
  • 予習だけしかしない生徒
  • 繰り返しやらない生徒

成績が上がらない原因は実は学習法にある可能性もあります。

学習効率の高くない学習をやっているんだとまずは、自覚しどうすれば学習効率が上がっていくのかを考えて実践していく必要があります。

学習法がわからなければ、先生に相談しましょう。

教材と学力が見合っていない生徒

これは塾側のミスですが、生徒の学力と使用している教材がミスマッチしていると、思うように勉強が捗らず、成績が上がりにくい傾向にあります。

装備レベル50以上の剣をLv.10で装着できない(RPGあるある)のと同じで、教材にもLv.があります。

石に刺さった剣を抜くアーサーのイラスト

基礎固めの状態なのに、いきなりエクスカリバー並みのレベルの高いものを使うと、しんどいのでやめましょうね。

塾側も教材とのミスマッチがないように、勤めていますが、もし教材があっていないようであれば生徒側から塾側に伝えましょう。

何かしらの対策をしてくれるはずです。

勉強=嫌いという固定概念が強い生徒

人は思い込みの生き物です。

勉強だけではなく、

  • 自分は〇〇ができない
  • 自分には○○は無理だ

と思ってしまうと、それが呪いのようにして本当にできなくなってしまいます。

まずは、勉強が嫌いや勉強が苦手という固定概念を取っ払いましょう。

そうすることで、今までは全く頭に入らないことでさえ、スイスイと頭に入るようになります。

向上心がない生徒

  • 自分はこのレベルでいいや。
  • この順位が楽だからこのままでいいや
  • 勉強なんてどうでもいい
  • 上に行かなくても楽だから

俗に言う、向上心がないタイプの生徒も伸びにくいです。

向上心とは

上(うえ)を向(む)く心(こころ)

と書きます。

上を向かなければ、上にはいけません。

当たり前の話です。

最後に

厳しいことをつらつらと書きましたね。ごめんなさい。

でも、講師側からすると

  • せっかく、お金を払って、塾という環境で学習しているのであれば、何か得るものがあって欲しい。
  • 少しでも成功体験を積んで欲しい
  • やればできると実感してほしい

と心から思っています。

成績が全てとは言いませんが、勉強を通して得るものも多いです。

それだけは断言できます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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