子供に勉強して欲しいなら[親がするべきこと4選]
子を思うが故、
- 子供に勉強をしてほしい
- 子供に〇〇になって欲しい
- 子供に将来になって欲しい
と思っている親御さんは実は非常に多いことでしょう。
でも、時として親の心配の気持ちや子供に対する理想は時として子供達の負担になります。
僕は吃音症を三歳の頃に発症して、その後ずっと吃音症が続いています。
両親が心配性だったため、吃音を治すために霊能者、カイロプラティック、吃音矯正所など様々なところに連れて行かれました。
それが幼い自分にとってはとても負担でした。
「なんでまた行かないといけないの?」
と連れて行かれるたびに毎度思っていました。
その一方で、勉強に関しては一切何も言われず、自分の好きなようにずっと勉強を続けていました。
僕が○○したいと言ったら、何でもさせてくれる両親でした。
そのこともあって、特に高専時代はとても楽しく勉学に励むことができました。
部活もして、研究活動にも励んで、学会などにも出て、語学留学、研究留学、海外インターンシップなど学生時代にやり残したことはないと断言できるほど充実した生活を送ることことができました。
両親にはとても感謝をしていますし、
それは単に、両親が僕の学習の自主性を重んじてくれたが故の結果だと思います。
本日は、その実体験を元に、子供が自主的にやりたいことに取り組むためのチップについて書きました。
というテーマで記事を執筆しました。
親が勉強している姿を見せる
子供は親の姿をいつも見ています。そしてそれを真似します。
勉強をさせられるものではなく、自分が向上していくために自主的にしていくものです。
それを親自ら見せることができれば、子供もそれを真似して自ら進んで勉強していくようになります。
子供に「勉強しなさい」
と言うのはやめて、親がその姿を見せましょう。
30分、一時間でもいいです。
継続的に勉強して、子供にその背中を見せてください。
そうすると、
子供は、
親が楽しくする
子供にとって一番の幸せは両親が元気で、笑顔でそして楽しく生活していることです。
人はお互いに影響しあい、支え合ういきものです。
それは、家族間でこそ発揮します。
親が笑顔で心から楽しく生活してればその雰囲気が子供にいい感じで伝わります。
そうすると、その雰囲気、、すなわちエネルギーを受け取った子供は人生を楽しく生きる癖がついていくでしょう。
なんでも楽しめる人は勉強も楽しむことができるようになります。
運動も習い事もなんでも楽しんでやる子供に育つでしょう。
そのような子供は大人になって壁にぶつかってもそれを楽しみながらそれを乗り越えることができるようになります。
自分が楽しむ。
これを読んでくださっている保護者の方はぜひ自分が楽しむ
と言うことを試されてください。
親が学べる楽しさを子供に伝えるための工夫をする
勉強は本来苦しい思いをしながらやるものではありません。
勉強とは動物の中で人のみに与えられたギフトです。
動物は学ぶことはできますが、勉強することができる動物は人間のみです。
子供が自然と勉強するようになるには、勉強が楽しくなるような仕組みを作り、そのような家庭環境を整えることが大切です。
先ほど
- 両親が勉強をする
- 両親が人生を楽しむ
ことが大切だと書きましたが、それも勉強が楽しくなるような仕組みづくりの一つです。
そして、さらに率先的に自立して勉強する子になって欲しいのであれば、子供自身が楽しめるような環境を作っていく必要があります。
もし、子供に英語力をつけて欲しいなら、英語の絵本を揃えたり、ディスニーを英語で一緒に見たりするのもいいでしょう。
子供に論理力をつけて欲しいなら、一緒に脳トレ、パズルなどをするといいでしょう。
勉強って楽しいんだよ
と伝わればそれはどんな環境の形であれ正解です。
これが正しいというものはありません。子供が楽しめればそれが正解なのです。
子供に「勉強しなさい」と言わない
と言うのは金輪際やめましょう。
「勉強しなさい」
と言われると、親に対する反発心に火がつき、余計に勉強しなくなります。
なんでお母さんは勉強しないの
それだと逆効果です。
全く勉強をしなくなります。
最後に
上に書いたことをしていけば、子供は自分で勉強をしていきます。
上に書いたこととは関係ないのですが、最後にお伝えしたいことがあります。
それは、
子供に失敗をする機会をあえて与えましょう。
ということです。
勉強しなくてテストで失敗しても、宿題しなくて学校の先生に怒られてもそれは子供たちの自己責任です。
親は自分を責める必要はありません。
子供は学校で先生に怒られて学びます。テストで点数が取れなくて、落ち込んで学びます。
失敗するチャンスを与えましょう。
試行錯誤する機会を与えましょう。
子供は目に見えて成長していきます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。