【高専OBが教える】有明高専時代に絶対やった方がいいこと5選
せっかく、有明高専に入学したのであれば、5年間を有意義なものにしたい
入学する前は誰もがそう思うはず....
でも卒業する頃には
- アルバイトだけの5年間で終わってしまった
- 海外に行っておけばよかったな
- もっと英語の勉強しておけばよかったなー
とちょっとした後悔する高専OBも少なくはないはずです。
本記事では、トルコやポーランドでの研究留学後、有明高専の専攻科を卒業し、有明高専専門塾や英語塾で指導をしている、有明高専OBが、
【高専OBが教える】有明高専時代に絶対やった方がいいこと5選というテーマで記事を執筆しました。
個人的な体験や、先輩、後輩、同級生などの意見をまとめて執筆した記事になります。
進学しておけばよかった
有明高専を5年(本科)で卒業して、就職する人が口を揃えていうのは、
- もっと勉強しておけばよかった
- 進学しておけばよかった
です。
※ 本科卒業の総意ではなく、本科卒業生数人に聞いた話をまとめたものです。
高専の本科卒業して、「進学しておけばよかった」と思うのは、
給料の低さにあるようです。
日本にある多くの企業は未だ、年功序列で給料の額が決まったり、学歴で給料が決まったりします。
有明高専の本科卒業だと、高校生よりも給料は高いが大学生よりも給料が低い
というのが現状のようです。
「大学生よりもしっかりと働いているのに、大学生よりも給料が低い」
というのが本科で卒業した人たちの本音のようでした。
以前、
「進学できるポジションにいるなら、進学した方がいい。」
とある、本科卒の友人は言っていました。
高専の本科卒業は、短期大学と同じ扱いになりますので、
給与への不満が募りそうだな
と感じる人は、専攻科または他大学への3年次編入をお勧めします。
海外に行けばよかった【留学や研修、海外旅行】
- 海外に行っておけばよかった
- 留学しておけばよかった
と後悔する高専生は少なくないようです。
学生時代が人生の中で一番時間があり、自由に行動することができるときです。
学生の時は学生の時で、「勉強で忙しい」、「アルバイトで忙しい」、「研究で忙しい」と頭を悩ませますが、社会人になるとさらに時間がなくなります。また、社会人になると、海外出張以外で海外に行く機会はあまり多くありません。
※ 会社で働きながら、海外旅行に行くとなると数日間の有給を使う必要があります。
海外に行くと、視野や視座が広がりますし、海外経験があると、就活の時に、評価されることもあります。
時間がある高専生は夏休みや春休みを使ってぜひ、海外に行ってみてください。
これは、私が専攻科時代に一個上の先輩が言っていたのですが、
「高専での唯一の心残りは、旅行なり、研修なりで海外に行かなかったこと」
と言ってました。
海外に行くと、日本の常識が非常識になります。グローバル化が進む21世紀において、海外に行くことは視野の広い価値観形成にもつながりますので、時間のある時に海外に行くと良いでしょう。
英語を勉強しておけばよかった
英語を勉強しておけばよかった
これは高専生だけではなく、多くの人が口を揃えて言っています。
みなさんが高専を卒業して就職する企業も、海外展開をしている企業や今から海外展開しようとする企業がどんどんと増えていきます。語学力はあくまでも数あるスキルの一つですが、日本人が苦手としているスキルですので、語学力が高いと頭一つ飛び抜けます。
大学院の修士課程で卒業した友人は、
「今勤めている会社が、吸収合併されて、海外展開を始めようとしているから、英語ができたほうが有利なんだよね」
とぼそっとこぼしていました。
社会人になって英語の学習をしようとしても、仕事の疲れや時間的な制約でなかなか重い腰が上がりません。
また、語学の習得は簡単ではありません。
普通に使えるようになるには、
1日2時間の学習時間を2年間費やす必要はあるでしょう。
それくらい、語学力をつける道のりは長いのです。
ぜひ、時間や体力のある高専時代に英語の学習をやりましょう。
学会発表に挑戦しておけばよかった
学会とは、自身が研究しているテーマについて、プレゼンテーション形式やポスター形式で発表する場のことです。
専攻科や大学院まで進学すると、学会発表する機会はたくさんありますが、本科卒業の場合、学会で発表する機会が与えられるのは一握りの学生です。
機会が与えれるというよりも、そもそも5年生の時は研究データがほとんどないため、学会発表したいと思っていても、なかなかできるものではありません。
もし、本科卒業を予定していて、学会発表に挑戦したい人は、自分が所属する研究室の先生にお願いするしかないでしょう。
もっと遊んでおけばよかった
もっと遊んでおけばよかった....
誤解を与える表現ですので、遊ぶについてしっかりと解説します。
私が、言う遊ぶとは、
- オンオフを切り替える練習をする
- 息抜きをする術を身につける
- 仕事やストレスで潰れないように遊ぶ術を身につける
という意味です。
会社で働いてお給料をもらうということは、責任が発生します。責任を持つということは、多少なりとも心身的な負担や肉体的な負担がかかります。
この負担やストレスにうまく向き合うには、
on と offをしっかりと使い分ける必要があります。
自分にとって、何をすればoffになるのか
それを見つけるには、片っ端から色々試す(遊ぶ)しかありません。
そういう意味で、高専時代にたくさん遊んで、自分のご機嫌の取り方を学ぶ
ということが大切です。
まとめ
高専時代にやった方がいい5選は、
- 進学しておけばよかった
- 海外に行っておけばよかった
- 英語を勉強しておけばよかった
- 学会発表をしておけばよかった
- もっと遊んでおけばよかった
です。
この記事を読んでいる高専生はどれくらいできていますか?
ぜひ、本記事を参考に悔いの残らない高専時代を送ってくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。