きただ塾で2023年から始める新たな取り組み(改)
大牟田市・博多区で少人数個別指導・完全個別指導の英語塾・進学塾・有明高専生専門塾・朝塾を運営しているきただです。
今年度から当塾で新たな取り組みを2つ始めることにしましたので、それについて記事にしました。
在籍塾生の保護者の皆様(通達済み)、当塾への入塾を検討されている方にぜひお読みいただければと思います。
学校の定期試験2週間前からの小テスト
まず、一つ目の取り組みとして、中学生は全員定期試験前の2週間前から、小テストを課すようにしました。
中学生の場合は、成績上位者でも1週間前に試験勉強を開始する生徒が多いようです。成績が中位の生徒だと、一夜漬けの生徒も多いようです。
1週間前からの定期試験勉強や一夜漬けの学習では、定期試験が終わったら、学習した内容をすぐに忘れてしまいます。せっかく、苦労して学習したのに、忘れてしまっては少しもったいない...
このような背景から、当塾では、試験期間2週間前から小テストを課すようにします。
■例 5/20が中間試験の場合
5/13までには数学・理科・社会・英語の小テストを行います。そして、小テストの結果を踏まえて、一人一人に残り1週間の試験勉強のアドバイスをしていきます。
塾の小テストの勉強を最初の1週間でして、残りの1週間は学校の定期試験の学習をする。
このような仕組みにすることで、試験2週間前から意識的に試験学習を行う習慣を身につけることができます。
僕自身、中学生時代は試験1週間前から試験勉強をしていたため、試験後は学習した内容を忘れてしまうということが多々ありました。しかし、高専時代は試験前3週間前から学習を開始したため、試験後にも、内容を忘れにくい状態をつくることができました。
学習した内容が忘れにくくなるだけで、高校受験のときにも大きなアドバンテージになります。
ぜひ、中学生の塾生には頑張って試験前2週間を乗り越えてほしいと思います。
ちなみに、
高校生や高専生は、毎週のように小テストを課しています。
「先生、本当に鬼」
と言いながら、勉強を頑張っています(笑)。
※ 小学生は原則として小テストを課していません。小学5年生から始める英単語の暗記のみ小テストを課しています。
高校受験生は8月から毎日2時間オンライン自習室に入室して、半強制自習
中学3年生は8月から、平日の19:40~21:40まで、半強制的にオンライン自習室に入室して学習をしてもらいます。
例えば、週2回、月曜日と木曜日塾に通っている塾生の場合は...
月曜日・木曜日は塾 / 火曜日・水曜日・金曜日は自習室
と強制的に毎日2時間ほどの学習時間を作れるようになります。
高校生くらいになると、強制力がなくても自力で学習できる生徒が多くなるのですが、中学生だと比較、強制力があった方が学習に打ち込める生徒が多い印象を受けます。
実際に、中学3年生の塾生に、「オンライン自習室で毎日2時間学習してもらうからねー」と言ったら、
強制力がないと、だらけてしまうから、そっちの方がありがたいかもです。
とポジティブな意見をもらうことができました。
当塾では、中学3年生は4月から受験勉強入ります。
今、在籍している中学3年生の塾生のカリキュラムを例に挙げると、
■ 週2回 月・火 20:20~22:00の塾生の場合
月曜日 : 英単語の小テスト、中3数学の予習、宿題の解説
火曜日 : 理科 / 社会の一問一答問題集の小テスト、中3数学の予習、中3英語の予習、宿題の解説
宿題 : 中1、中2の数学、英語、理科、社会を高校受験用参考書を用いての復習
このようになっています。
中学3年生の内容は予習になりますので、極力、塾の時間で取り組んでもらって、中学1、2年生の内容は復習になりますので、自宅で取り組んでもらい、苦手なところやわからなかったところを、塾の時間に説明・解説するようにしています。
僕自身、中学生のときに通っていた塾や実際に大手の学習塾で指導したときのことを思い出すと、実際の受験対策は夏講座からでした。実際に働いていた大手の学習塾では夏講座が終われば、あとは自分で受験勉強をしてのスタイルの塾でした。僕が中学生の時に通っていた塾は、あまり受験のアドバイスや対策がありませんでした。
このような体験を踏まえて、塾生が受験学習に打ち込める環境を作りたいという思いから、中3の4月から受験対策を開始しました。
塾で行うPDCAサイクル
今現在、塾では
・参考書の選定
・カリキュラム選定
・成績UPの仕組み化
・指導法の改善
・コーチングなどを用いたやる気コントロール
など、さまざまな施策を行っています。
よく、PDCAサイクルという言葉を耳にするしますが...
PDCAサイクルとは...
P : 計画
D : 実際に行動
C : 確認
A : 確認や反省を踏まえての行動
のことを指します。
例えば企業で言うと、急拡大している企業は必ずPDCAサイクルを回していいます。
指導において塾でもPDCAサイクルを回しています。
A君のようなタイプの塾生だと、〇〇なやり方だと上手くいきそうだな、B君のようなタイプだと、この方法では不味そうだな
など、生徒の数だけ、指導方法の工夫をしたり、塾内の仕組みの改善を行なっています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。