小テストってマジで大切だからね。[大牟田・荒尾で塾運営している私が思うこと]
本記事では、大牟田市・荒尾市で塾を運営している塾長の北田が小テストの大切さについて説いています。私が小テストの大切さに気づいたのは高校生のときでしたので、私の経歴を踏まえつつ、小テストの大切さをつらつらと書いてみました。
- 小テストが嫌だ
- 小テスト嫌い
- 小テストの意義が見出せない
と思っている中高生の役に立てればと思います。
中学卒業後、高専に入学
私は中学卒業後、地元の国立高専(当時偏差値64くらい)に進学しました。
小テストが多い高専
私の高専は落第者(留年する人)が多くて有名で、落第防止策として、提出物や小テストの成績も成績に加味されていました。(現在もなお小テストの成績は加味されているかと思います。)
テスト4回(前期中間・期末、後期中間・期末)のテストの平均点数が60点を下回ってしまうと、不合格になってしまうため小テストや課題の点数も評価に入れることで、留年者を極力減らす取り組みをしていた訳です。
特に私が通っていた高専では、小テストの成績がその科目の成績に加味されるためある程度点数を取らなければならず、手を抜かずに小テストごとにしっかり勉強していました。
ただ、当時の心情として小テストって非常にめんどくさいなーと思っていました。部活もやりながら、課題もあって、かつ小テストがある。
そんな本当に小テストが大嫌いでした。
ただ、、、、あるとき小テストの恩恵に気づいた出来事があったんです。
それは何か?
小テストがある科目は定期テストのときにあまり勉強しなくてよかった
ということです。
小テストっていっても、結構学習範囲の広い小テストが多くて真面目に勉強しないと点数が取れません。ですので、しっかりと勉強していました。そうすると、小テストでしっかりと勉強していたため、本テストの時にあまり勉強しなくも点数が取れるようになったんです。
小テストのことが嫌いだったのが、小テストのおかげで試験勉強が楽になっていたということに気づいたときに、小テストの大切さを身をもって思い知りました。
小テストが効果的な理由?
(https://ameblo.jp/kaatsu-oyama-tochigi/entry-12248057871.html)
みなさんはエビングハウスの忘却曲線ってご存知ですか?
エビングハウスの忘却曲線とは、暗記した後にどのくらいの期間でそれを忘れていくのかを調べた研究結果になります。またこの研究結果より定期的に復習することで記憶への定着が非常に上がることも科学的に判明しています。
教育者が口を揃えて、復習しなさい
といっているのは、復習すればするほど記憶に知識が定着するためです。
このエビングハウスの忘却曲線を参考に小テストの有効性という観点で考えてみると、たまたま私の学校では一週間ごとに小テストがあったりテスト二週間前に小テストがあったりして、いい具合に忘れるタイミングで小テストが実施されていました。
このグラフを見ていただくと最もよい復習のタイミングは、いい具合に暗記したことを忘れるタイミングで復習することだと理解できます。勉強してすぐに復習してもその情報は記憶に新しいので復習の効果が最大限期待できません。
ちょうど、覚えているか・覚えていないかのタイミングでいい具合に小テストがあったため、記憶に定着し、テストでもいい点数を取れるようになっていたのです。
科学的な観点からも小テストの有効性が理解できます。
当塾での小テスト
当ネット塾では一週間に一回、受講科目に応じて簡単な小テストを実施しています。それは私の学生時代の原体験や科学的なエビデンスに基づいて小テストの導入をしているわけです。
宿題だと、やっつけ仕事(適当に宿題をする)でやってくる生徒が多いですが、小テストだと覚えていなければ・理解していなければ解けません。
勉強を熱心に取り組む生徒は宿題もしっかりとこなし物にしてきますが、学習意欲が高くない子は熱心に取り組まないのです。それなら、いっそのこと、宿題をなしにして、小テストを課してしまえということで小テストを課すことにしています。
やはり、小テストの方が真面目に取り組んできます。
もし、当塾に興味がある方はお問い合わせページ、または公式ラインよりお問い合わせください。