塾に行くタイミング[大牟田市・荒尾市初の塾運営者の考え]

塾通い始めるときに最も大切なことは通い始めるタイミングです。このタイミングを誤ってしまうと遅れを取り戻すのに時間がかかります。

以前こんな質問をいただきました。

 

塾はいつから通い始めるべきですか?
塾に行かせるタイミングって非常に難しいですよね。塾に行かなくても授業についていけているなら、行かせる必要はありませんし、逆に授業についていけなさそうなら行かせるべきが、親が四六時中、自分の子供を監視できるわけではありません。
塾に通わせるタイミング。
めちゃむずいです。
難しいですけど、タイミングは非常に重要です。
  • タイミング一つで授業に遅れ始める

かと言って、

  • 塾に通わせる期間が長ければそれだけ家庭に負担がかかる

ため、授業に完全についていけている段階で通わせるのもな、、といった具合です。

でも、安心してください。

少しでもそのお悩みが解決できればと思い塾に通わせるタイミングについての記事を執筆しました。

本記事では、
  • 塾に行くタイミングを知りたい
  • 塾に行くタイミングの基準

を中心に塾運営者が記事を執筆しました。子供を塾に通わせるタイミングの判断材料の一つとして参考にしていただきたいと思います。

塾に行くタイミング[結論]

葉一さんの意見

まず、結論をお伝えするために、有名教育youtuberである葉一さんの動画もみてみてください。

葉一さんの意見をまとめますと、

自分でわからないところの自己解決ができなくなる前に通わせ始めたほうがいい。
とのことです。
勉強ができる生徒であれば先生の話を聞いて授業を容易に理解することができますし、解答や解説を見るだけですんなりと理解できます。これが自分で解決できる能力、自己解決の定義です。
特に、数学や英語はピラミッド式科目と言われていて、一つわからないところがあると、そこからわからないところが加速的に増えていきます。中学数学で習う方程式を例に挙げて説明しましょう。
  • 中学一年生では、一次方程式を習います。
  • 中学二年生では、連立方程式を習います。
  • 中学三年生では、二次方程式を習います。
中学一年生の一次方程式でつまづいてしまうと、連立方程式、二次方程式は100%解くことができませんし、学年が上がるにつれて難易度も数段跳ね上がっていきます。
そうなる前に塾に通わせたほうがいい。
それが葉一さんの意見です。

私の意見

正直なところ私も葉一さんの意見に概ね同意です。一人で学習できないタイプなら塾に早い方から通った方がいい。これが私の意見です。

塾は学習のペースメーターになるため、学習の習慣が身に付きます。

授業についていけなくなってしまうと、そこからの巻き返しを図るのに非常に時間がかかりますし、部活動やや学校の宿題がある生徒への負担が大きいと思います。

そうなる前に塾でわからないところを潰したり、復習を徹底したほうがいいです。

私は中学生の時、個人指導塾に通っていました。その時の体験から考えると、

塾に通っていて正解

だったなとは思います。

当時、練習の厳しい野球部に所属してため、家ではそれほど勉強の時間が取れていませんでした。私が通っていた塾は先取り学習スタイルの塾だったため、学校の授業を受ける前に、その単元は全て学習していたため、"授業がわからない"という状態に陥ることはありませんでした。

むしろ、学校の授業が復習になっていたため、非常に良かったと思っています。

ただ、塾に通い始めるとお金がかかります。

私が通っていた塾は毎週二時間で数学・英語・理科・社会で2万円の塾でした。中学三年生のときは、2万5千円ほどかかっていました。それを小学六年生の2月から通っていたため両親には非常に感謝しています。(高専に入っても塾に通っていましたから、本当に両親には頭が上がりません。)

もし通わせる場合は、家計状況と相談して、何個か塾をピックアップして塾を選ばれるのがいいかと思います。

塾に行く前に知って欲しいこと

塾に通い始める前に知って欲しいことがあります。

それは、

  • 塾に通ったからといって成績が100%上がる訳ではない

ということです。

私は小学六年生から英語塾も含めると塾に9年ほど通っていました。4年間塾講師としても働いています。

その中で、

  • 塾に通ったため成績が伸びた人
  • 塾に通わなくても成績が非常にいい人
  • 塾に通っていても全く成績が伸びなかった人

をみてきました。

塾=成績が上がる

は神話です。

ですので、塾=成績が100%に上がる場所ではない

を念頭に置いて塾を選びましょう。

では、塾の選び方(個人塾vsネット塾)について簡単に説明します。

個人塾を選ぶ場合は、

  • 先生との相性
  • 塾のコンセプト
  • 先生の人柄
  • 教え方

に着目して選択すべきです。

企業塾やフランチャイズを選ぶ場合は、

  • クチコミ
  • コンセプト
  • 各種講座の有無

で選ぶべきです。

個人塾の場合は、先生が一人の場合が多いため、自分の子供と先生の相性が合うのか、教え方と自分の子供が合うのか、どんな人柄なのかをしっかり把握する必要があります。特に、中学生は先生という生き物の影響を非常に受けやすい年代です。

先生がいいから、成績が上がったなんていっている生徒さんは多いですからね。

逆に企業塾を選ぶ場合は、先生も多く在籍しているため、それほど人柄や教え方で選ぶ必要はないと思います。何人かの先生の指導を受けて、相性の合う先生を選べばいいです。

ただ、企業塾の場合は、受験講座や各種講座が多く開催されるため、入塾までに料金体系は明確に把握しておくべきです。

いつの間にか、夏講座、受験対策講座、冬講座で家計に大打撃。

という状況も起こりかねます。企業塾を選ぶ場合は、年にいくらくらいの費用がかかるのかも聞いたほうがいいでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

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