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【満点】TOEICリスニングで満点取るためにやったこと[6年かかりました]

2021年05月25日 TOEIC

みなさん。こんにちは。北田です。

前回の4月にあったTOEIC L&Rテストの結果をこんな記事にして投稿しました。

https://make-light-sho.com/jyukutyoublog_toeic_2/

この記事の中で、初めてTOEICテストのリスニングセクションで満点を取ったことをご報告しました。

私が初めて、TOEICを受けたのは高校3年生の頃でした。

確か、その時はTOEICIPテストで530点ほど。

それから、6年経ってやっとリスニングセクションで満点を取ることができました。

(4月のTOEICテストの結果)

本記事では、TOEICのリスニングパートで満点を取るために6年間やってきたことを紹介していきます。

僕はリスニングで満点取るために6年もかかりました。他のTOEIC学習者の中には数ヶ月で高得点を叩き出した人もいますが、僕はそうではありませんでした。ただ、愚直に頑張ったらなんとか成果が出ました。
本記事では、
【満点】TOEICリスニングで満点取るためにやったこと[6年かかりました]

というテーマで記事を執筆しました。

  • 英語の学習を頑張っている人
  • 英語勉強に熱中している人
  • 英語学習の成果が見えず、落ち込んでいる人
  • 英語学習を始めようとしている人
  • リスニングセクションで満点が欲しい人

このような人を対象に記事を執筆しました。

① 英文を多量に読み込む

まず日頃やっていることとしては、英文を大量に読み込むということをしています。

 

英文を多量に読むことと、リスニングで満点を取ることとどう関係があるの?
英語を多量に読む、すなわち多読をすることで主に3つの技能が養われます。一つは目が速読能力、二つ目が直読直解能力(英語を英語のままで理解する能力)、三つ目が話しての意図が瞬時に理解できる能力です。
  • 速読能力の強化

TOEICのリスニングセクションでは、必ず先読みをおこないます。

先読みとは、リスニングの音声が流れる前に

  • 設問(問題文)を読む
  • 設問に対する答えを読む

作業のことです。

こちらはTOEIC公式ホームページから引用した、リスニングセクションpart3のサンプル問題です。

 

試験中では、No.36~No.38のリスニングの音声が流れる前に、No.36~No.38の設問と答えを全て読んでいく。

限られた時間の中で、先読みをしなければならず、そのために英文を速く読む力である速読力を身につける必要があります。

英文を多量に読む(多読)を行うことで、速読能力が大幅に強化されます。

 

英語参考書をたくさん出版されていて、youtubeで活躍されているmotitestu先生もリスニングは先読み命と言われていて、どれだけポイントをつかんで先読みをしていくかが大切とのことです。
多読をやり続けることで、英文が本当に速く読めるようになります。
実際に、某サイトで図った私のWPM(一分間に読む速度)
は200~250wpmです。
の記事で、英語が母国語の人の読む速度の平均が300wpm
とされているため、
日本で生まれて、高校まで英語をあまり勉強してこなかった人間の読む速度にしてはそれなりに早いのではないかと思います。
これも多読のおかげでです。
  • 直読直解能力を身につける

我々日本人は、日本語をそのまま、ありのままに理解することができます。

このように、言語をその言語のまま理解することができる能力のことを直読直解能力といいます。

実は、英文を多量に読んだり、聞いたりすることで英語を英語のまま理解することができるようになります。

 

英語のリスニングのイラスト

英語をそのまま理解することができると、

  • リスニングの音声をそのまま理解できる
  • 読む速度が速くなる
  • 情報処理能力が上がる

ため、リスニングセクションで高得点を獲得しやすくなります。

直読直解ができるようになると、

英語を英語のまま理解できるようになるため、

  1. 英語⇨日本語⇨理解
  2. 英語⇨理解

スピーキング、リーディング、ライティングにおいても力がつきやすくなります。

英語を読む、聞く、書く、話す

を行なっているときに、日本語を介すよりも、英語で理解して英語で考えて英語で話す。

この癖がつくと英語が飛躍的にレベルアップします。

 

  • 英文の意図が瞬時に理解できる

TOEICのpart2、part3、part4で意図問題が出題されます。

特に最近では、part2の意図問題が難しくなっているため、TOEIC高得点者でも頭を悩ませているようです。

part2の意図問題とはこんな感じの問題です。

Q. Did you play tennis yesterday? (昨日テニスしたの)

A. It rained a lot yesterday. (昨日土砂降りだったの)

Q. Has the pamphlet been distributed? (パンフレットて配布されているんだっけ)

A. You can ask Tom about it. (それトムに聞いてよ)

のように、通常はyes,noで答える質問であっても、yes,noで答えない系の問題のことを指します。

上に出した例は比較的にわかりやすい例でしたが、実際の試験ではきわどい問題も出題されています。

高得点者でも頭を悩ませますし、意図問題が苦手な人は結構多いのです。

実際に

TOEIC満点者

一番part2の意図問題が苦手です。
と言われてました。
しかし、

英語を多量に読んだり、聞いたりすることで意図問題が楽に解けるようになります。

英語を多量に読んだり、聞いたりする人は、インプットがしっかりとできているため

  • 文脈から単語を推測する
  • コンテクストを理解することができる
  • 英語の表現パターンを多く知っている
  • 英文の意図を理解できる

ため、part2のような意図問題も答えを導き出すことができます。

きわどい問題も

英語のインプットが多い=英語の語感が身についている

ため、感覚でわかることもあります。

騙されたと思って、英語を大量に読む習慣をつけてみてください。ちなみに私は高校二年生の頃から多読をやってまして、英語に触れた量でいうと、700~800万語(洋書800冊分)には触れています。それぐらい触れていたら、part2の意図問題もそれほど苦労せず解くことができるようになります。

② L450点まではTOEIC教材を使う

TOEICを学習し始めた当初は、

  • 公式問題集
  • 模試
  • 特急シリーズ

各種TOEIC本を用いて勉強しました。

TOEICで点数を取りたいのであれば、TOEICの教材を使う。

これが一番点数が上がります。

問題の形式や問題のパターンにも慣れますし、TOEICの音声にも慣れていきます。

私の場合は、

  1. 特急シリーズ二冊
  2. 公式問題集2冊
  3. 究極の模試600問

を用いて

ディクテーション:流れてきた英語の音声を一語一句聞き取って、紙に書いていく勉強法

オーバーラッピング:流れてきた英語の音声に自分の声をかぶせて音読していく勉強法

シャドーイング:流れてきた音声を影のように追いかけて発声していく勉強法

をずっとやっていました。

1日に30分から二時間ほどやっていたと思います。

そうすると、1~2年してくると、リスニングセクションで450点くらいは取れるようになってきました。

後日ディクテーション、オーバーラッピングシャドーイングについては解説していきます。

③ TOEIC以外の教材、マテリアルを使いさまざまな英語に触れる

コンスタントにリスニングセクションで450点くらい取れるようになったら、TOEICの教材から別のリスニングマテリアルに移行しましょう。

youtubeでTEDやスピーチ、ニュース(生英語)を聞いてみる

youtubeには、英語音声の動画が膨大にあります。

ニュースからドキュメンタリー、トークショー、vlog系

自分のオシを見つけて、最初は字幕付きでいいから見ていくことをお勧めします。

最初は何を言っているのか理解できないけど、その人の発音やイントネーション、言い回しに慣れてくると、段々と理解できるようになってきます。

英検やIELTSのリスニングをやってみる

TOEICを勉強していると自然と別の英語資格試験に興味が湧いてきます。

そんな時は、

実際に英検やその他英語資格試験のリスニング教材を買って勉強するといいでしょう。

私の場合は、大学一年生のときに英検準一級のリスニング教材を使って勉強しました。また、フィリピンの語学学校にいたときは、IELTSの勉強をしました。TOEICのリスニング教材だけではなく、他の資格試験のリスニング教材を使ってみると、TOEICの点数も伸びやすくなります。
特に、最近はTOEICの問題が難しくなっているので、さまざまな教材でいろんな英語に触れた方がいいです。
いろんな英語に触れることで、TOEICでために出てくる変化球みたいなこと問題にも対応することができます。

イングリッシュジャーナルなどの生教材を使う

英語資格試験以外にも生教材が収録されてあるリスニング教材が発売されています。

僕が今現在使っているのは、

アルクから出版されているイングリッシュジャーナル(月一発刊)です。

イングリッシュジャーナルでは

  • 有名人のインタビュー
  • トレンドを英語で紹介
  • 学術的な内容をレクチャーで紹介
  • 日常のあれこれについて英語でトーク

が収録されています。

時間にすると、一時間半ほどの音源が収録されていて、隙間時間や移動時間になるべく聞くように心がけています。

(イングリッシュジャーナル アルクより)

ある程度英語が聞き取れるようになったら、自分が使ってみたい音声を用いて英語を聞いていいきましょう。

そうすると、気づけば

TOEICの点数が満点になっています。

英語は1日にして成らず

リスニングセクションで満点取るために僕がやったことは、

  • 多読
  • TOEIC教材を使ったトレーニング
  • youtubeを見まくる
  • 他の英語資格試験の勉強をする
  • イングリッシュジャーナルをやる

でした。

初受験から6年かけてのリスニングセクション満点ですので、時間はかかっている方ですがそれでも達成するとができました。

英語は1日して成らず。

なかなか勉強の成果が出なくて落ち込む時もありますが、それでも根気強くやっていたら必ず成果が出ます。

諦めずチャレンジしていきましょう。

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