中学生に起こりがちな遠回りな勉強
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2025年10月25日は〜するとつもりだ・〜する予定がある
と習います。
このwillとbe going toの違いについて下のような言い換え問題のパターンでよく出題されます。
次の空所を埋めよ。
しっかり勉強をしている生徒は、willとis ( ) ( ) playを見たただけで、

よく勉強していますね。素晴らしいです。
では、
これを説明できる人は多分ですが、相当な英語マニアだと思います。多くの方が答えられないと思うのでがっかりしないでくださいね。
では、なぜ私がこの質問をしたのか。
それは、可能ならニュアンスや語感、イメージまで抑えて欲しいからです。





まずは、willの正体について説明していきます。
will (英辞郎より意味を抜粋)助動詞:〜するつもりである名詞:意思、志、意志、遺言
willという単語。
中学生ではまずwillという単語を助動詞の~する予定であるという意味で習うため、willに名詞の意味が存在することを知らない生徒は多いでしょう。
そう、実はwillには意志、遺言といったような名詞の意味があるのです。
willには意志という意味が含まれるということを覚えておくことがwill のニュアンスを理解する上では大切です。
willは名詞で意志という意味があります。
この意志という意味から、派生して
willの助動詞の使い方には以下のようなニュアンスが含まれます。
です。






willと同様にbe going toも〜する予定だと習います。
でも、willとは全く異なったニュアンスを持っています。
be going to~のニュアンスを理解するために、一つ一つ分解していきましょう。
なんだか、この形見覚えがありませんか?
と答えられた方は素晴らしいです。
そうなんです。be going to~のbe goingの部分だけを抜き出してみると現在進行形のような形になっています。

toにはそもそも、矢印(ある目的地に向かって進んで、最終的にはたどり着く)のニュアンスがあります。

これらの表現をみると、toがなんとなく”ある対象物に向かって突き進んでいる”イメージが見えてくると思います。
この二つのニュアンスを組み合わせると、
から、
be going to~ : (必ず~を)する予定です。(もう~する予定は着実に進めています)をするつもりです
となるわけです。
willとは違って、be going toは強制力が強い(未来において必ずそれをやる)のですね。
例えば、

それではまとめです。
will:意志という意味から派生して、今現時点ではそれをやるつもりだけど、将来はどうなっているかわかりません。(強制力なし)
be going to~ : be going (それに向かって動いています) + to (目的地に到達するイメージ)より、(必ず~)をやりますからという意味になります。
今までは、機械的にwillもbe going toも(~する予定です)と習っていましたが、同時にニュアンスや語感を学ぶことで英語の理解度もアップしていきます。
繰り返しになりますが、英語は言葉です。英語にも気持ちがあります。
その気持ちを汲み取りましょう。そうすると、英語がものすごく楽しくなってきます。
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