スタディープランナーを導入しました【学習管理強化施策】
大牟田市と博多区で個別指導塾を運営しているきただです。
2023年度1月から、小学6年生以上の塾生にはスタディープランナーの記入を義務付けることにしました。
スタディープランナーを導入した理由や意義について解説しました。
スタディープランナーをなぜ使うのかを理解して活用することで、より効果的に活用することができます。
※ スタディープランナーの使い方については塾で説明します。
スタディープランナーとは??
スタディープランナーとは、学習計画手帳のことです。
写真で見るとよくわかりやすいので、いかに写真を貼りました。
(スタディープランナーイメージ図 引用元 : キャンパス スタディプランナー(ノート・デイリー罫))
小学生や中学生はあまり活用しませんが、大学受験をする受験生、予備校に通う浪人生、資格取得の学習をしている社会人の人が多く活用しています。
特に、学習管理型の学習塾や予備校ではスタディープランナーをきちんと使っているイメージがあります。
※ 学習塾や予備校にも様々な種類のスタイルがあります。その中で、学習の管理や勉強法指導に重点を置いている学習塾もあります。勉強を教えるよりも、勉強をしているのかに重点をおいた学習塾ではスタディプランナーを使い、生徒の学習管理を行っています。
小学生が使っている連絡帳や中学生の時に書いていた1Pノートの上位互換のようなものですね。
スタディープランナーを導入した理由
スタディープランナーを導入したのにはいくつかの理由があります。
まず、スタディープランナーを導入することで、
私が以下のことができるようになります。
① 塾生の学習時間の数値化と把握
② 塾生が重点的に学習をしている科目とそうではない科目の把握
③ 勉強時間とテスト成績による学習効率具合の検討
④ ①~③をもとにしたアドバイス
また、塾生自身もスタディープランナーをつけることで、
① 自分自身で自分の学習時間の把握
② 隙間時間の把握
③ 計画的に学習する習慣
などが身に付くようになります。
私個人的にも塾生にとっても、win-winになるものだろうと感じて導入を決めました。
※ アプリなどもありますが、カレンダーと同じで紙媒体の方が扱い易いので当塾ではスタディープランナーノートを活用しています。
塾は勉強を教えるだけではなく、作戦室の役割もある
塾の役割はわからないところを教える、テスト対策をするだけではありません。
塾生の学習面においてのパフォーマンスを最大化するための施策を検討し、塾生に実行してもらう役割もになっています。
※ もちろん、それ以外にもたくさんあります。
学習面でのパフォーマンスを最大化したり、志望校合格のためのマップを描くには、スタディープランナーでわかる情報が必要不可欠なのです。
・スタディープランナーの基礎的な数値データ
・テストの結果 / 成績表の結果
・塾での状況
を総合して、最適な学習計画の策定や参考書の選定ができるようになります。
保護者の皆様はこそっと、塾生のスタディープランナーを覗いてみてください(笑)。
「嘘は書かなくていいからね」と伝えているので、本当の学習時間が分かりますよ。
量より質はウソ。まずは量から
よく、量より質が大切だと耳にします。
しかし、これは半分嘘だと個人的には思います。
まず...
学校の成績を伸ばす、仕事でできるようになるには圧倒的な量が必要です。
圧倒的な量をこなすことで、学業においても仕事においても様々な壁にぶつかります。
その壁を乗り越えていくことで、どんどんブラシアップされてきて、学習の質が向上します。
これまで勉強を一切やってこなかった人がいきなり、質を目指すのは無理な話です。それは勉強のやり方もわからないし、勉強をする体力や集中力もきたわってないからです。
たくさんの量をこなすことで、勉強のコツがわかってきて、学習体力や集中力がついてきます。
数稽古という言葉がありますが...
数をこなすこで、気づいたらできるようになる
という意味の言葉です。
勉強も仕事も何事も数稽古。
まずは量を大切にしてくださいね。
塾生はスタディープランナーをつけることで、自分の学習時間が可視化され、どれくらいの勉強がやれているのかが分かりますね。
ちなみに
私個人の学生時代の学習時間で言うと...
■中学生
毎日1~2時間+試験期間平日 4時間 + 試験期間土日 9~12時間
■高専
毎日 2~3時間+試験期間平日 5~6時間+試験期間土日 6~12時間
特に高専のときは、試験の土日はやることがなくなって、逆に学習時間が少ない時もありました。
ちなみに大学受験生の学習時間の目安は
平日 : 5時間
土日 : 12~14時間
と言われています。
大体の目安ですので、ぜひ参考にしてくださいね。