自立学習が効果的な理由[自立学習習慣は一生の宝物になります]
なぜ自立学習を推奨しているのか?
本記事では、当塾の学習ストラテジーである自立学習について説明します。
まだまだ地方では、
- 塾=授業
という捉え方が根強くありますので、本記事を通して自立学習の良さ・学習効率の高さについて知っていただければと思います。
学習サイクルについて
そもそも、問題を解けるようになる・成績が上がるには、
どのような過程を踏まなければいけないのでしょうか?
学習にはサイクル[プロセス]があります。
(学習サイクル)
この上の図を見ていただくと、
学習は、
- 習う
- 知る
- 分かる
- チャレンジする(問題に挑戦)
- 解ける
の5つの段階から成り立っています。
①から⑤までの過程をしっかりど辿らないとテストで点数は取れませんし、塾に通っていても成績は上がっていきません。
この学習サイクルがしっかり回るとテストでの点数が取れるようになり、内申点も高くなっていきます。
授業は"習う"と"知る"
実際、学校の授業や塾の集団授業はこのサイクルのうち、どれほど満たすことができるのでしょうか?
- 習う
- 知る
- 分かる
- チャレンジする(問題に挑戦)
- 解ける
生徒の元々からの理解力によっても差はありますが、
授業では、
- 習う
- 知る
- 分かる(生徒次第)
までしか満たすことができません。
授業を受けただけでは、学習サイクルのうち、②〜③までしか満たすことができないため、授業を受けただけでは成績は向上しませんし、問題も解けるようにはなりません。
自立学習は全てを満たす
一方で、自立学習は
- 習う
- 知る
- 分かる
- チャレンジする(問題に挑戦)
- 解ける
の全てのサイクルを満たすことができる学習スタイルです。
- 参考書を読むことで、習う・知るを満たすことができます。
- 分かる努力をすることで、自力で理解することができます。
- 自分のペースで問題にチャレンジしてそれを繰り返すことで問題が解けるようになります。
ということです。
授業を否定しているのではなく、あくまでも学習効率の観点で見てみると、自立学習が一番学習効率が高いということをお伝えしたいだけです。
自立学習の効果が分かる最たる例
取り上げるのには極端な例ですが、自習学習の効果が分かる最たる例を一つ取り上げて紹介しましょう。
今回取り上げるのは、英語です。
中学校・高校までの6年間で我々は合計で大体800時間ほど英語の授業を受けています。
それなのに、英語が話せない・英語が読めない・英語が聞けない
それはなぜでしょう?
英語学習は授業だけを受けても、力がつかない最たる例ですね。
英語は800~1000時間しっかりと自立学習すれば、話せるようになります。
要するに
ごちゃごちゃと書いていますが、
要するに、、
自分で勉強できる子
が一番伸びる
ということです。
何も言わなくても、勝手にスイスイ進めていきますからね。