逃げ癖だけはダメです
きただです。
塾をやっていてこれまで数百名以上の生徒たちの指導をしてきました。僕は成績についてはガミガミいうタイプではありません。
というか、成績について言わなさすぎて塾生から「先生が成績について言わないといけないんじゃないですか」と言われるほどです...
「成績のことでガミガミ言って成績伸びる?逆にやる気なくすでしょ?そもそも学校の勉強なんて点取りゲームだから学校の成績なんてそれが得意か不得意かの違いでしかないよ。」
とまあ塾講師らしからなぬ返事をするだけです。
結局のところ、勉強も遺伝5割・環境5割ですので、自分のペースで自分の目標に向かって、自分の力を最大限伸ばすような努力をすれば十分なのです。
苦手なことで逃げずに自分の才能を上げようと頑張ることに価値があります。
もちろん、結果云々はありますがね。
勉強が得意・苦手に関しては何も言いませんが、逃げ癖がある生徒には注意します。例えば、きついから"簡単に塾を休む"などです。
なぜ、逃げ癖があるとダメなのかというと、だいたい逃げ癖がある人は他責思考です。人のせいにばかりする人です。
学生のうちは逃げ癖があっても支障はありません。社会に出て逃げ癖が悪い方向に働くのです。
- 離職数が多くなり、キャリアアップできず年収が伸び悩む。
- 取引先との揉め事を誰かのせいにしてしまい信用を失う
- 苦手な仕事から逃げてキャリアアップできない
逃げ癖はその人の性格からくるものではなく習慣から形成されます。ですので、逃げ癖がデフォルト化している場合はまずいのです。そういう傾向を塾生から感じ取ったら、逃げ癖の話をします。
「俺別に、成績について何も言わんやろ?勉強嫌いでもいいっていうやろ?でもな。逃げ癖は本当にまずいよ。今はあまり影響ないけど、嫌な仕事から逃げて離職を繰り返して自分の生活を脅かすよ」
とまあこのような話をするわけです。