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“英語が話せるようになるには①”[話せない原因はインプット量が足りないから]

2021年04月29日 英語
  • 英語話したい。
  • 話せるようになりたい。
  • 海外旅行が自分一人で行けるようになりたい。

そう意気込んで、いざ英会話の本を買って勉強に取り組んだのはいいけど続かない。

こんな経験はありませんか?

英語を話せることに対する”憧れ”は多くの日本人が抱くものです。今日、国際的な共通言語となっているため日本だけではなく、世界中の人が英語を話せることを望んでいることでしょう。

私も中学生や高校生のときにはそう思っていました。

英語話せたらかっこいいなー
と、、
そう思い始めて英語の勉強に取り組み、1年後には一人で海外旅行には行けるレベルになんとか上達し、それを皮切りに、英語での議論や研究発表、コミュニケーションとることができるようになり、洋書や英語雑誌(time)をすらすらと読め、英語のニュースも字幕なしでなんとかわかるレベルまで上達しました。
サラサラと書いているため、最も容易くそのレベルに到達したかのように感じられますが、トータルで5~6年以上かかっています。(勉強やめたり、続けたりの繰り返しでしたからね。)

今日はタイトルにもありますように、英語が堪能な塾運営者(自分で言っちゃう)が英語を話せるようになるために大切なことを書きました。

当方は、出会った多くの海外の人に「英語めちゃうまいね」や「君はスーパージャパニーズだよ」と言われた経験が幾度もあります。英語を話しているときは日本人の方にも台湾人の方ですか?と言われ続けていました。(日本での国際交流イベントや語学学校で、日本人の人に言われ続けました。)

自慢かよ。

と思わずに少し耳を傾けていただければと思います。

この記事が多くの英語学習者・英語学習を始めたいと思っている人のお役に立てますように祈っています。

英語を話せないのはインプット量が足りないから[結論]

さて、結論ファーストで英語を話せない理由を言いますと、、

英語のインプット量が圧倒的に足りないから

です。

別の言い方をするならば、

あなたが英語を話せないのは読む量や聞く量が圧倒的に足りていないことが原因の可能性

が非常に高いです。

この記事を読んでくれている方の中には英語を話すことに、読む・聞くがなぜ関係あるのか?と疑問に感じる人も多いでしょう。

もしかしたら英語を話せない理由を

スピーキングの授業がないから日本人は英語が話せない
日本の英語の授業はリーディングと文法に特化しているから英語が話せるようにならない
だと思われているかもしれません。
私も、英語が話せないときや英語初級者、中級者のときはそのように思っていました。
でも実はそうではないということに気づきました。
では、なぜインプットが少ないと英語が話せるようにならないのか・上達速度が遅いのかについて詳しく説明します。
インプットとアウトプット、そして英語力の関係を樽で置き換えて考えるとわかりやすので、それを用いて説明しますね。
まず英語力を樽に置き換えて考えてみてください。この樽はあなたの英語力(英語の力、英語の能力)を表しています。
英語はなす
英語力の樽は英語の表現を覚えたり、英文を多量に読んだり、聞いたりすること(インプットをすること)で、徐々に満たされていきます。
表現を一、二個覚えた程度じゃ、水滴をこの樽に落としているような物なので、この樽が満たされる速度は遅いですが、それでも徐々に満たされていきます。
英語を大量に聞いたり、読んだり、表現を覚えたり。まるで自分の中に英語を取り入れるかのような作業を英語のインプットと言います。
樽に入れる業がインプットなら、樽から取り出す作業をアウトプットと言います。
つまりライティングやスピーキングはアウトプットにあたります。
英語を話せるとはどんな状態なのか?
それは
この英語力の樽から英語の表現を澱みなく取り出せること、、それが英語を話せるという状況です。
この樽の中に入っている量が多いほど、使える表現の幅は広く、外に取り出していく作業がスムーズな人ほど英語を澱みなく話すことができます。そして、樽に蓄積された英語の量が多く、取り出し作業もスムーズな人は英語の正確性も非常に高いです。
つまり、英語を話せるようになるには、
  1. 大量の英語を聞く、読む、覚える(樽への蓄積)
  2. たくさん話、たくさん書く(樽からの排出)

の作業をしていかなければなりません。

ここで、日本人の多くが思う二つの疑問についてお答えしましょう。

 

学校の授業でスピーキングの授業がないから英語が話せるようにならない
それは違います。英語のインプットが全くないままでスピーキングの練習をしたとしても、非常に少ない表現の範囲でしか会話ができるようになりません。さらに、英語のインプット量が少ないため外に出せる英語表現も非常に少なく、英会話の上達も非常に遅いです。本来スピーキングの授業とは自分の中にある英語表現を外に出す作業の練習です。知らない表現や触れたことがない表現を話すということはできませんからね。
日本の英語の授業はリーディングと文法に特化しているから英語が話せるようにならない
英語を翻訳して理解してしまう英語の勉強法をしてしまうと英語の上達速度は非常に遅くなってしまいます。日本の英語の授業は大半が翻訳の授業であるため、それほど英語が上達しません。中には、日本の英語の授業は精読だと主張している人もいますが、精読をするのであれば、しっかりと文章構造を把握したり、わからない発音や単語をなくしたり、とことん精読作業に取り組むべきです。
日本は文法特化授業のため、英語が話せるようにならないと主張する人も多いですが、そうとも限りません。英語の文法を知らないと自分が話す英語が正しいのかすら判断できませんし、文法を知らないと英語を書く作業において非常に苦労します。以前、サウジアラビア人の友人がこんなことを言ってました。
日本人は文法がしっかりと身についているためライティングが上手い人が多い。でも、俺はスピーキングはできるがライティングになると全くできない。英文書いてもそれが正解なのかがわからない。
英文法の授業=英語が話せない原因と考えられがちですが、私は英文法は非常に大切だと思っています。サウジアラビア人の彼が言ったように、英文法を知らないと自分が話している英語・書いている英語が正しいのかすらわかりません。
つまり、自分で英語の間違えに気づいて、自分の中でその英語を修正していく作業ができなくなってしまいます。ある程度(最低でも中学三年分の)の文法力は必要です。

まとめ

ここまでつらつらとインプットと文法の大切について書いていきました。
英語を話せるようになる過程をまとめますと、、
  1. 英語を大量に聞く・読む・覚える
  2. 覚えた英語を使う練習をする

この二つをしていくだけで、自然と英語が話せるようになっていきます。英会話学校に通う必要なんてありません。

ひたすらこの二つをする。

そして、適宜、英文法の勉強をしたり、単語を覚えたり、していけばものすごいスピードで英語は上達していきます。

 

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